オーストラリアの不動産?

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オーストラリアでの不動産投資、またそれに関係する節税方法などに関して秘密コメントで質問がありました。

これに関しては、私はわからないと書くしかありません。いつも書いている通り、私は不動産投資には全く疎いから。また節税方法に関してですが、これはどこの国も同じように、該当する免許の無い者が勝手に書けないんですね。

ただし一般論として、私が考える不動産投資とはローンで物件を買い、それを賃貸に出し、その上がりでローンを支払い、ローン金利は総合課税制度を利用して所得控除を受ける。つまり全体の所得を圧縮して節税効果を得ることに良さがあると思っています。で、オーストラリアでもそれは可能なはずですが、所得控除を受ける場合には、不動産業でなければならないとか、つまり単に自宅以外の物件を手に入れてそれのローン金利を所得控除で引くことはできないとか、そういう決まりがあるはずです。投資の規模によってそれが判断されるという税制が日本にはありましたね。今は知りません。

また当地ゴールドコーストって観光地ですので、中心部には豪華なコンドミニアムが並び、内陸に入り組んだ川や水路前にはウォーターフロントの家が並んでいますが、さて、これらの買主ってどういう人なんでしょうか。サーファーズのコンドミニアムは夜になっても電気が付かない部屋ばかりというのは昔から同じで、実際には誰も住んでいないコンドばかり(クアラルンプールのある地域と同じですね)。ですからこういう場所の不動産投資ってちょっと難しいと思っています。

ただ、一般的な住居としてのコンドや一軒家はどんな時代にも需要はあるわけで、また相場も把握しやすいと思っています。

しかしどうなんでしょうねぇ~。

こちらへ来て思うことはとにかく土地は豊富だってこと。そしてある地域なり都市に人口流入が続くと自治体も業者もどんどん開発を広げるんですね。私はこのスピード感って素晴らしいと思っていて、日本みたいに何でも後手後手に回ることは無いと思っています。ゴールドコーストもそうで、20数年前にはなーーんも無かったところが今では大きな町になっている。

これは大都市近郊もそうなはずで、日本で言えば、ある地域の土地なり物件を買っておけばOKみたいな感覚とはちょっと違うと思っています。かといって、人口が集まらない地域もあったり、ゴーストタウン化したような地域もあるようで、その辺の見立ての難しさが不動産投資にはあるはずで、私には別世界の難しさを感じます。

その他のオーストラリアにおける投資に関しても私は難しくなってきていると思っていて、というかこれは世界的な傾向で、世界の経済、金融、あるいは商業も含めて構造がかなり変わってきているという印象があります。それが誰の目にも見える様になったのがリーマンショックで、これからは今までのように、ちょっと時を待てばとか、そのうち・・・とかそういう世界ではなくなったと思っています。

人間って悲しいかな、何を判断するにしても過去の経験を基準にするしかないんですね。でもこれからの未来は過去に起きたことの繰り返しではなくて、新たな次元とでもいうような違いがあるような気がしています。多分、今までの経験は役に立たないのではないかと思うのです。

ですからあーでもないこーでもないといろいろな想定をして、その場合、何がどう変わるのかなんて想像するのですが、下手な考え休みに似たり。(笑)

私が長期投資ではなくて短期投資に拘るのはそれが理由でもあります。明日は今日の勢いが続く可能性が高いですが、来年は全くわからない。そんな感じです。また世界的に天変地異も頻繁に起きる時代になりましたし、安全に対する考え方も変えないとならないと思っています。つまり、そういう意味でも不動産のように持って逃げることも出来ない資産を大きくするのは怖いと感じるのです。それもあって、私は全ての不動産を今回現金化して、またその現金も投資先に固定されるようなことなくすぐに動ける状態を確保して、この数年間、3-5年ぐらい様子を見ようと思っています。

また質問の中に、ゴールドコーストのシティカウンシルの中にカジノを作る話があると書いてありました。ほんとですか?私は知りませんでした。役所の中にカジノ・・・。(笑)

でもオーストラリアならありえるような気がしないでもないです。逆にどうして役所の中にカジノがあったら駄目なんでしょうか?

カジノは認可が必要ですし、法的にも認められているわけですから、それが役所の中にあってもおかしくはなさそうです。どうせ税金なり登録料なり様々な名目で自治体や国が儲けを吸い上げる形になっているわけですよね。公営ギャンブルも同じことで、ではその場所がホテルなのか、役所なのか、別にどこでもいいような気がします。逆に日本でいうなら、あの新宿の都庁の中にカジノを作って、しっかり管理したほうが良いという考え方があってもおかしくないと思います。

クイーンズランド州は買春は合法になっていますよね。10年以上前でしたっけね、変わったのは。

買春なんて!!!と目を吊り上げる人もいるでしょうが、これって合法になった限り、買春を悪く言うのはうまくないんですね。買春を職業とするのも認められたわけですから、それでローンも組めるしもちろん税金も払うし、もしかしたら失業保険も出るわけで、売春婦を罵倒したり差別したら、その人が罰を受けることになる。

ギャンブルは悪いことだ、買春も悪いことだと決め付ける方がこの国、この州では変なんですね。

逆に、お酒を悪いという人は少ないけれど、かつてアメリカでさえ禁酒法があったし、また宗教上の理由で絶対に酒を飲んではならないとされる人もいる。彼らに取っては酒は悪以外の何物でもない。常識的に良いとか悪いとか、あるいはセンスの問題ってのは自分の考えを正当化するための言い訳でしかないと思ってます。

でもまぁ、学校にカジノが出来たり売春婦が立っているようじゃ困りますが、法律で許されている限り、また未成年者の保護に関してはかなり五月蝿いですから(日本は野放し状態ですね~)、緩急取り混ぜて面白いことをやってくれるのがオーストラリアだろうと私は楽しみにしたいくらいです。

えーと、株式投資などの損失は所得控除は受けられないはずです。ただし、キャピタルゲインとしての収入が他にあった場合、合算できるはず。また損失の繰越が出来るとか出来ないとかいろいろありますし、こういう内容は、私がああじゃこうじゃ、こうすれば大丈夫とか言えないわけで、たとえ相手が胡散臭くても(笑)免許のある専門家に聞いてください。

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