北朝鮮情勢 その後

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なんだかどんどん酷くなりますねぇ。もう一線を越えちゃったような気がするのは私だけ?

挑発はするけれど軍隊の動き、民間の動きは戦争突入のそれには見えないと言うことですが、そちらの方向へ動いていますよね。

今日はとうとう北朝鮮にある、韓国との共同で運営されている工業団地に韓国側から入れないようにしてしまった。(過去にもその例あり)

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現在、その団地には韓国人が860人ほどいるらしいですが、そこから韓国へ帰るのは自由。でも入れない。もしその韓国人を抑留するようなことになれば、韓国は軍事作戦を辞さないと発表。

アメリカはイージス艦を2隻配備したし、大型爆撃機B52、ステルス爆撃機B2、そしてステルス戦闘機のF22も韓国に配備。

相撲に例えれば、そろそろ時間一杯みたいなところまで来ている感じがするんですが、どうなるんでしょう。

落としどころ、妥協点が全く見えない展開ですので、心配です。

ただ、アメリカが近年やってきた戦争の様に、アメリカが手を出したい理由はなさそうですし、積極的に戦う方向へ持っていくということは双方とも無いと思うのですが、どちらも引くに引けないのは同じ。

もし戦闘開始になった場合、どういう展開が考えられるのか。そこまでの分析をしているサイトも無い様で、全くわからず。

原発や原爆関連施設を叩くなんてことは起こり得るんでしょうかね。これって狙っていなくてもたまたまなんてこともあるかも知れず、そうなると東アジアは恐ろしいことになりますよね。

要は、北朝鮮を核保有国として認めれば収まるわけで、でもそれは出来ない、あるいはその結論を出すのを先送りしようということで双方納める手立てがあるのかどうか。

中国はあの日本にも来た正男氏を抑えているようで、正恩がいなくなった後の傀儡政権を作る準備をしているとのこと。ああ、そういえば、北朝鮮と中国は防衛同盟(?)を結んでいて、北朝鮮が攻撃されれば中国は自動的に北朝鮮防衛の為に参戦という話を聞いたことがあったんですが、中国政府は軍事同盟を正式に否定。どうも最近の中国の動きを見ても、北朝鮮擁護の態度は全く見えず。

また中国という国もややこしくて、中央共産党と軍って別だし、また軍の中でも軍区がそれぞれ独立した動きがあるようで、北朝鮮に近い軍区は北朝鮮に肩入れしているなんていう情報もありますね。原爆、ミサイル技術もそこからの流入があるんじゃないかと言われている。

つまり、中国政府が否定しようが何を言おうが、その軍区の中心が何を考えているかは別の話で、その辺の動きを米韓も掴めていないのかもね。

あるいは、すでに北朝鮮は中国の手中だとすれば、最近の韓国は中国に擦り寄っているとも言われていて、中国にすればどちらが主の統一だろうと朝鮮半島を牛耳れると読んで、この全ての動きが中国の筋書き通りなんてこともあるかもしれない。

あるいは北朝鮮内部の反正恩派が自力での革命は不可能と判断し、外国の力を借りて現政権を打倒し、その瞬間自分達が表面に出るなんてこともあるかもしれない。そんな例はいくらでもありますよね。

今回は相手が相手だけに、またかのわけのわからん国も絡んでいて、まさにわけのわからん憶測が飛び回ってます。

こういう時に、為替や株価がどう動くか考えるのは不謹慎かもしれないけれど、まぁ、危険信号が発せられればウォン、韓国株式は売られるのは当たり前だろうし、日本もそれに準じた動きをするんでしょう。近代戦では、朝鮮戦争時の様に日本は大儲けみたいなことは起きないはず。それより飛び火が怖い。

でももし戦闘が起きても長く続くとは思えないし、下がって突っ込んだところは目をつぶって買いか?ってわざわざ相場に参戦する必要はないけれど、建て玉を持っている人たちはヒヤヒヤでしょうね。私なら建て玉は整理して静観。こういう波乱のときに利益を出そうなんて考えない方が良いと思うなぁ。また損失が出ないようにどうカバーするか考えるのも同じ事で、個人投資家は手を出さずに、建て玉があれば清算し、静観するのが一番じゃないですかね。

こういうことで儲けても損しても、どちらにしても後味が悪いと思います。

また気になるのはこのニュース。

韓国KBSワールド  ← クリック

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韓半島有事の際、 駐韓米人ら22万人を日本に避難

韓国駐留アメリカ軍は、韓半島有事の際に韓国に住むアメリカ人だけでなく韓国政府高官を含む民間人22万人を日本に避難させる計画を立てていることが分かりました。

韓国駐留アメリカ軍は、1996年以降毎年春と秋の2回、有事の際の非戦闘要員撤収作戦の一環として民間人の避難訓練を行っていますが、国外に避難させる民間人の規模が明らかになったのは初めてです。

アメリカ軍事専門誌が21日伝えたところによりますと、韓国駐留アメリカ8軍の関係者は、今月17日に実施したアメリカ軍将兵の家族や軍務員ら民間人を避難される訓練(Courageous Channel)について説明し、戦時に韓国から日本に避難させる民間人は韓国に住むアメリカ人14万人と、韓国人8万人の合わせて22万人と見込んでいると述べたということです。

韓国人8万人の中には、アメリカ軍将兵の家族や軍務員、それに韓国政府高官が含まれていることが今回、初めて明らかになりました。

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22万人って半端じゃないですね。これが本当なら当然日本政府も了解済みってことですよね。

民族の大移動と言ってもいいくらいの人数ですから、日本も大混乱するんじゃないですか?またそんな動きが民衆にわかれば、我も我もとなるのが道理で、その何倍もの避難民が日本に押し寄せて来そう。で、難民は南北両方から来るだろうからこれもややこしくなる。

入国管理も出来ないし、難民を押し返そうなんてこともできないし、どこで寝泊りするのか、食料はどうなるのか、想像しただけでゾッとしますね。

どさくさに紛れて日本に移り住むのも多いだろうし、あるいはまさか北朝鮮による統一(つまり中国による統一)なんてことになれば(そういうシナリオをアメリカが持っているという人もいる)、避難民はまさに今の在日と同じで帰る国が無くなる。全員アメリカに行ってくれるなら良いけれど、日本に残留するのも半端じゃない数でしょうね。

ま、こういう話しなるとSFになっちゃうわけですが、22万人の避難計画が本当だとしたらそういうこともありえるってことですよね。

で、在日が増えて、強制連行されたなんて言われ、生活保護を受けて、多くの避難民は対馬に渡り根を張り、ここは韓国だなんていい出しそう。これって蒋介石が中国本土から台湾へ渡って、台湾を征服し中華民国を作ったのと同じストーリー。

まさかと思うけれど、今の状態だってまさかと思うことの結果、こういうことになっているわけで、歴史って何が起こるかわかりませんね~。

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