為替の動きが凄い

凄い動きですね。ドル円ですが、一気に96円台。

USD/JPY 日足

びっくりしましたよ~。前の北朝鮮関連を書いた日記で、北朝鮮に何か動きがあればウォンそして円が売られ、米ドルが買われるだろうと書きましたが、この急激な動きで何かあったのかとびっくりしました。

でも調べてみたら、

「日銀が4日に決めた新たな量的金融緩和策が市場の予想を上回る内容だったとの受け止めから円売りが膨らんでいる。」

とのこと。一安心。

で、豪ドルはと見てみると。

イヒヒ、高値更新。

これは「4日に発表された2月の豪小売売上高は前月比+1.3%で市場予想の+0.3%を大きく上回っており、豪ドル買いが優勢となっている。」とのこと。

嬉しいなぁ・・・、なんてことを書くと石が飛んできそうですが、ロングステイヤーには頭が痛いところですね。

とは言うものの、あちこち見ていると同じマレーシアのロングステイヤーでも多くの資金をマレーシアに移した人もいて、やっぱり喜んでいる。

いろいろですねぇ。じゃぁ、俺もって思っても簡単にいかないし、全ては結果論で、どの時点でどうなるか、逆の動きになるかどうかはわからない。ただ今の世界的な動きを見ていると、アメリカは嘘だか本当だか知りませんが好調のようで、米ドルは買われる方向。円はまさに量的緩和で売られる方向。だからどうしても円安の動きは大きくなる。これは対豪ドルでも同じ。

基調はそういう方向なのはわかりますが、問題はこれがどこまで続くのか。これがわかれば世界の富の10%ぐらいは手に入れることが出来るわけで(笑)、どうなるかわからない。

ただ、一ついえるのは、基調がそういう方向ならそちらに乗る方が相場的考え方としては正解だろうと思っています。

我々がよく陥る間違いとして、上がればいつか下がる、下がればいつか上がるわけですが、その転換ポイントを探そうとするんですね。これは株も同じですが、この転換ポイントがわかればやっぱり世界中の富の10%は手に入れることができるわけで(笑)、それを狙わないほうが、あるいは転換ポイントの確認が出来るまで待たないほうが良いと思っています。

上がったら売るんじゃなくて買う。下がったら買うんじゃなくて売る。これが大事だと私は思っていて、良く株の話で言われる、「安く買って高く売る」なんてのはただの理想論だと私は思っています。

「安ければ叩き売る」「高ければ買い上がる」これが効率的にも良いんじゃないでしょうか。これは若い頃相場師だった私のオヤジの口癖でした。でもオヤジは相場で二度も大損しました。(笑)

流れに乗って、何かおかしいと思ったら飛び降りる。この飛び降りが出来ないと駄目ってことだと私は考えています。結局、損切りが大事なのと同じじゃないでしょうか。出撃より撤退が難しいのね。でも考えてみてください。株だとしていつ買おうか(出撃)って寝ずに考えるけれど、いつ売ろうか(撤退)ってあまり考えないでしょ?そこが落とし穴だと思うわけです。

でもねぇ、高値追いって難しいですよね。高値掴みが日常茶飯事みたいなことも起きるわけですから。

私はそういう意味でもやっぱりデイトレが良いと思います。

例えばこうやって日足を見ていると、じゃぁ今が買いか売りかって考えるわけですが、今のチャートを見ると、私としては静観だとしか言い様がないです。上昇トレンド(円で言えば下降トレンド)は小学生が見てもわかるわけですが、こういう一気に動いたときって、それがこれからの動きの前兆なのか、それとも吹いて終わりなのか、その辺の見極めが難しいと思うんです。というか、こういう動きの時の見方がわかりません。

基本的には上昇トレンドで高値抜きは追いかけてもいいってことなんですが、私にはそれができません。

もっとなだらかなトレンドの中の波を掴むほうが簡単。日足で言うと11月12月みたいな。

でもそういう動きって、じゃぁ年に何回あるの?って話です。相場って毎日毎日、今日は買いか売りかって考えるのはバカげていると思うんですよ。そんなのわかるはずがない。でも自分の得意な動きのパターンってあるわけで、そういうときには安心して出撃ができますよね。でもそんなパターンは1年待っても来ないかもしれない。

だから待ちきれずに出撃するなんてことが良く起きる。私はこれが負ける大きな原因だと思うんですよ。

例えば、これから株式投資をしてみようと思ったとします。用意した資金は500万円。

これが面白いのは、スタートしてから1-2週間の内にほとんど使っちゃうのが普通なのね。

でも本来はここぞというチャンスを待つべきで、1-2週間どころか、何ヶ月もあるいは場合によっては1年以上だって待たなければ得意なパターンなんか出てこないわけですよ。

こういう出撃を急ぐのがやっぱり負ける大きな要因だと思っています。じゃぁ、指をくわえて何ヶ月も待つことなんかできないんですね。私の師匠筋にあたる人はこれが出来る人でした。でも私には無理。毎日毎日見続けながら何ヶ月も待つなんて絶対に不可能。

だからデイトレなんですね。ただ株の場合は難しいと思っています。取引時間が短いというか、一日の内にチャンスが多いとは思えない。ましてや株は大きな窓が開くでしょ。これは日経225の先物でも同じですが、この窓をどう見るか使うかがわからないと日本株や日経225では勝てないんですね。で、私にはそれもわからない。

ただFXは時間が長い。これは先物でもドイツ物、アメリカ物は時間が長い。ただ、動かない時間帯があるのでそれは無視するにしてもかなり長い時間、フラフラ上に行ったり下に行ったりするわけですよ。たった一日の中でトレンドも変わる。

つまり、その中では必ずと言って良いほど自分の好きなパターンが出てくるんですね。で、その時だけ出撃。

日足を見て売りか買いか考えるって、デイトレで言うと1分ごとに変わる値を見て、買うか売るか考えるのに似ていて、そんなの意味がないというのがわかりますよね。

ま、どちらにしても今現在の円は円安方向であって、決して円を買うことを考える場所じゃないと思います。(利益の確定買い、ヘッジのための買いは別)

とはいうものの、チャート的にどう見るかとは別に、為替が持っている独特の動きがあるんですね。これってやっぱり株や先物とは違う。つまり逆張りが為替の場合は有効であることが多いということ。でもなぁ、ここで円を買い向かうなんてことは私には想像さえ出来ません。トレンドは間違いなく円安なんですから。

為替は逆張りが基本とするならば、今のような円安トレンドなら、円が買われた時に売り向かうってことじゃないでしょうか。やっぱり大きなトレンドに逆らうトレードは私には考えられません。

ところで話は変わりますが、前の日記で紹介した動画ですが、あの中に出てくるグッチーさんというニックネームの山口正洋氏に私は注目しています。彼の主張、見方と私のとは結構違いがあるのですが、でも彼はいつも良いポイントを付いていると思うし、巷で言われている見方とは違うところが新鮮に感じるところでもあります。

彼は前から円安は日本の為にならないと言っていて、ただ今の時代、ましてやテレビでそれをはっきりいうのは控えているのでしょうが、彼のその論拠には一理も二理もあると思っています。いわゆる、円安で儲かる企業はほんの一部の企業でしかないってところ。それに関しては紹介したビデオの中でも言っていますが、私もそこのところは賛成で、輸出企業が儲かるから円安のほうが良いという主張は、では輸出企業が日本全体のどれだけ占めているのかを考えると疑問ですよね。ただ、日本は輸出立国だという過去の日本をいまだに引きずっている人たちには理解しがたいことなのかも。これは私の中でも同じで、やっぱり輸出で儲けなくてどうするんだと思っていますから、円安のほうが良いと考える傾向があります。

でも現実としては輸出関連のGDPはさほど大きくないし、逆に輸入関連のGDPを考えますとそちらのほうが大きい、あるいは一般の国民に直結しているという考え方もあるわけで、円高こそが日本の国力を上げるという考え方も成り立つ。グッチーさんはそういう考え方。

また、今の日本を見て不安に思うところがあって、それもあの動画の中で指摘していましたが、量的緩和はもう十分行われていて、市中にお金が回っていないのは、お金が無いからじゃないんですよね。この辺はほとんどの国民は知っているはずで、今更もっと量的緩和をしたところでどうなるのかと考える人は多いはず。

つまり、お金はもうすでに十分にあるのに、それを使おうとしないというところに問題がある。これが最大のポイントだと思うんですよ。これ以上市場にお金を流したところで、一体誰がそれを使うのか。この辺が変わらない限りどうにもならないと思うんです。

つまり、国民がローンで家をどんどん買うとか、中小企業も含めて設備投資をするとか、大企業の内部留保がフランスの国家予算に匹敵する額だというのは驚きで、それが投資に向かわない限り駄目ですよね。

でもその切っ掛けになるかもしれないと思うのが公共投資で、また大震災の復興に力を入れるのはまさに内需拡大で、全国にお金が回りだすと国全体が動き出すかもしれませんよね。これってアメリカが良くやる破壊と復興みたいなもんで、戦争で破壊して軍事産業は恩恵を受けて、そして戦後その土地に企業が乗り込んで復興をして儲けると言うパターンが世界の歴史の中にあるのと同じ。損をする、被害を被るのは住民とその地の企業ですが、全体としては利益になるという最悪なサイクルですが、それは国を豊かにするという現実でもあるのでしょう。

このままうまく行けばいいなとは思うものの、気になる点があります。それはやっぱり赤字国債。今まで積みあがった借金をどうするのか?ということもありますが、私が気になるのはやっぱりこれからも借金は増える点。

もう古い話になりますが、小泉さんが出てきたときに、郵政民営化に大反対した亀井さんですが、彼が後に、1000万の限度額を2000万にするべきだと強く主張していましたよね。あれと今回のより一層の金融緩和とちょっとダブるように感じるんです。

郵政の存在意義の一つとして、国債の受け皿という点は注目するべきところだと思うんです。これが民営化され、あるいは海外からの口出しが可能になるような状態になると非常にうまくないはずで、日本の隅々にある郵便局の存在価値がどうのこうのなんていうのは表向きの言い訳で、誰が赤字国債を買い続けるのか?というところが本音じゃないかと思っています。

なおかつ、限度額を2000万に引き揚げようと言い出した亀井さんですが、やっぱり国債の受け皿をもっと大きくしたいと考えているのだろうと私は確信したくらいです。そしてお金が余っているのにもっと緩和しようという現在は、今後益々増えるであろう国債の受け皿を大きくしようとしているとしか思えないのです。

今のところは海外から借金をしなくてもどうにか国債を消化できる状態ですが、今の赤字国債の増えるスピードを考えると数年で危うくなるのは見えてますよね。だからその原資になるものを準備する必要があるんじゃないでしょうか。

でも日本政府の借金って凄いですね。一人当たり800万円?赤ん坊も入れてですから恐ろしい額。でもその借金の多くは国内からの借金でまかなえているってことは、赤ん坊も入れて一人700万程度の金を貸しているという計算。こんな金持ちの国、どこにありますか?もし政府に借金が無かったら、世界ではとんでもなく突出した大金持ちの国ってことになりますが、もしそんなことになったら全世界が日本を敵視して潰しに掛かるでしょう。で、今、うまい具合にそれが成功しちゃっている状態。要は富の再分配に失敗したのが日本で、税金も安すぎるし、垂れ流しで政府の金が市中に流れちゃったってことでしょう。

頓珍漢かもしれませんがそんな風に考えています。

ま、日本が今瀬戸際にあるのは間違いがなくて、でもそれを救うのは国民の気の持ちよう一つだというのが面白いと思います。

暴論を吐くようですが、景気の気とはまさに気分の気であって、消費者がハッピーな気分になって財布の紐がゆるめばそれだけで景気がよくなるって事じゃないですか?他国とは違って金はごっそりあるんですから。おまけに借金して家を建てよう、車も買おう、20年我慢していたけれど、そろそろ家の電化製品や家具を入れ替えようと国民が考えれば、それだけで凄い内需になる。そうなれば当然株価も上がり、不動産価格も上がり、計算上の資産は増えますから益々消費が増える。

そしてまたバブルへ・・・ってなことになるんでしょうが、今になるとバブルも良いもんだなんて思っちゃいます。 (笑)

それとですね、また話は飛びますが、海外での子育てという話題で最近このブログで盛り上がっていますが、その日記を書きながら思ったこととして、日本の自虐史観に似たようなものが教育の中にもあるんじゃないかと思ったんです。日本は駄目だ、海外のほうが良いって。まぁ、日本の教育現場を私は知りませんからなんともいえないと思うものの、悪いところばかり見ている気がしてならないんです。これはロングステイヤーも同じ。海外投資を考える人たちも同じ。もう日本は駄目だと考える人が多い。

これって本当なんですかね。

私はこれらも自虐史観と似たものがあるような気がしてしょうがないんですよ。

私は日本はまだまだ凄いと思っていて、それはまさに海外に住み、その国と日本を比べてそう思うってこと。TPPも同じで、黒船に乗った白人達に日本が蹂躙されるという恐怖があるし、文化や国体まで海外の我がままによって変えさせられるという恐怖。これは実際にそうなる部分もあると思うし、私がTPPに反対なのは間違いが無いのですが、でもオーストラリアから考えた場合、何よりも怖いのは、日本人が本当に外向きになってオーストラリアに乗り込まれたら大変なことになるってこと。

日本びいきだからそう思うのだといわれればその通りなのかもしれませんが、オーストラリアにしてもアメリカにしても、一部の産業、一部の企業は凄い力を持っていますが、もっと地べたの産業、企業なんて日本と比べたらお話にならないと私は思うんです。彼らの技術力、資金力、サービス内容、そして働く人たちのやる気に至っては日本人と天と地の差があると思っています。

上に書いたグッチーさんもそれを常に言っています。ただ彼はほんの一部の日本の企業、あるいは人々の例しかあげませんから、そりゃ凄いのは氷山の一角だろうよときっと思うと思うのですが、私は彼の例の上げ方が下手だと感じるだけで、考え方は同じです。

日本って本当に凄い国。TPPなんかやらなければ良かったとアメリカに地団駄踏んで悔しがらせることも可能だと思っています。

でもTPPは反対。あんなのやらなくてももう基本的には関税も非関税障壁も無いに等しいんですね。今の状態で十分自由に動けると思っています。発展途上国はわかりませんが、アメリカもオーストラリアももう十分に開かれていると思います。関税その他、個別の分野にまだ問題があるのならTPPじゃなくて、各国とEPAを個別交渉して組めば良いだけのこと。

隣国にギャーギャー言われて、マッカーサーにうまくやられて、俺達は最低な民族なんだと信じ込んで、なおかつ20年もの失われた年月によって自信をなくしてしまった日本。

でも私が考える日本って全く違う日本です。

自分がライオンであることに気がつかず、狸や狐にペコペコしているだけだと思います。図体は大きいのに、気持ちはネズミ。

アジアの小国が西洋化近代化に成功し、なんと清やロシアまで破ってしまった。そして戦えば絶対に負けるはずの無い欧米諸国を倒し、アジアから植民地主義を一掃してしまった。戦争は負けたけれどその復興、発展のスピード。GDPは世界二位、一人当たりのGDPは世界一(本当はルクセンブルグに続く2位。実質的に1位。1993年)になったこともあるんですよ。こんな恐ろしい国、他に知ってます?

東北大震災では日本だけじゃなくて世界のサプライチェーンが切れて世界中が止まりそうになった(タイの洪水時もそうだけどぉ)。これは日本人自身びっくりしたんじゃないかと思うんです。それこそ白物家電じゃなんじゃと海外に負けているけれど、日本の部品、機械、技術がないと世界は動かない。あのiPhoneしかり、ああいう製品を生み出す力は日本には無いけれど、日本がいないとiPhoneという製品は世に出ない。50%以上の部品が日本製らしいじゃないですか。また日本製じゃない部品、例えば世界に負けた半導体にしても、日本の技術、機械がないと半導体の製造も出来ないとのこと。

韓国が日本製品の不買運動をしましたが、あれのカウンターパンチも食わせられるんだぞと脅かすのも必要だと思うんですよ。中国が輸出を止めようとしたレアアースじゃないですが、レアガスってあるらしいですね。キセノンとか。半導体製造に高純度のレアガスが必要らしいですが、それは日本産。それと韓国の輸入品である小麦や大豆の穀物やガソリンはなんと日本の商社経由がかなりの%を占めているとのこと。あの通貨スワップの700億ドルもそうですが、日本製品の不買運動をし、日本なんか必要ないというなら、じゃぁあれもこれも止めましょうかとなぜその一言がいえないのか。そういう日本が首根っこを押さえている分野ってかなりあるらしいのだけれど、それを日本国民も知らない。ましてやかの国の国民はもっと知らない。

日本ってどこまでお人よしなのか、バカじゃないかと思いますよ。アピールすべきことはアピールしないと~。

     
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