マレーシアに「クールEMS」(冷蔵・冷凍)が送れるようになった

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かなり前に、日本から海外にEMSで冷蔵・冷凍品を送れるようになったことを書きました。でも対象国が台湾、香港、シンガポール。マレーシアはないのかよ・・・と思っていた所、今日、何気なく調べたらマレーシアも対象国になっているのを発見!!

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日本の美味しいものを世界へお届け!

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○ 温度帯は、冷蔵、冷凍の2タイプからお選びいただけます。
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国際スピード郵便 クールEMS – 日本郵便

これで毛蟹じゃの神戸牛だのを日本から買うことができますね。

japanesefoodsupplies.com Hida Master Kobe Beef

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って、運賃だって高くなるのに誰がそんなものを買うのか・・・・・ orz

通販好きで日本や海外からいろいろ買うのが好きですが、どうしてもナマモノ、冷凍モノは買えず残念な思いをしてきました。なーんてのは強がりで、買えるようになってもきっと私は日本からは買いません。だってマレーシアで十分買えるから。ってのも嘘で、運賃が高すぎて買う気になりません。

ま、これって贈答品とか、超高級和食店が独自で超高級ものを仕入れる場合に使う程度かな。いや、それもないか。普通の輸入商に特注を出せば何でも買えますもんね。

結婚祝いとか、出産祝い、あるいは企業関係の贈答品で日本のメロンとか大間のマグロ、超高級和牛とかには良いのかもですね。

うーむ、庶民にはやっぱり関係ないか。でもまこういうのが出来ただけでも凄いと思います。やすければなぁ・・・・。郵便局がこれをやるってことはそれなりのニーズがあるってことですよね。金持ち中国人御用達ですかね。

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さてさて、ここからは一般的な通販、持ち込みに関して。

マレーシアの禁制品リスト。これは日本の郵便局が出しているもの。

国・地域別情報(国際郵便条件表) – 日本郵便

ただこれに出ていなければ大丈夫ということもなくて、あるいはここにダメと書いてあっても大丈夫なものも「オーストラリアの場合」ではあります。今までの経験だと、普通のものは全く問題がなく、食品(乾物、缶詰)に関しては牛関係、ミルク関係、イクラはダメで(他の魚類は全く問題なし)、またかつて梅干しがだめだったり、結構いろいろありました。またオーストラリアの検疫・税関ってかなり細かく調べているようで、前にも書きましたが、健康食品を買った時に、小さな字で書いてある内容物の中に禁制の成分が入っていないかそれもしっかり調べているのがわかります。

何が良くて何がダメなのかわからないことも結構あるのですが、「とりあえず買っちゃう」というのよくやっていました。主に健康食品関係ですが、もしその中に禁制成分が入っていれば、彼らが勝手に取り出して、その旨を書いた手紙を送ってきます。あるいはその商品だけ省いて送ってきて、「あの商品はこれこれの事情で止めてあるけれど、送り主に返送するか、破棄するか選んでくれ」という手紙が同梱してあったり。これは放置していると勝手に処分してくれます。

これって非常に便利で、様々な成分が入っているものや少量多品種を買う時には自分では調べきれないので、とにかく買っちゃうという様にやっていました。ところがある日、「弁護士とともにXX月XX日XX時に出頭せよ」なんて通知が来てびっくりしたり。でもやましいことをやっていないのなら全く問題なし。

さてさて、マレーシアはどうでしょうかね。上に書いたように郵便局が出しているマレーシアの禁制品リストはありましたが、マレーシア当局のそれが見つかりません。マレーシア税関の該当ページに飛んだ所、「This page will be made available soon.」ですと。(笑)

いつかここにリストが出るかもしれませんから、ページには飛べるようにしておきます。

Prohibition of Import/Export
This page will be made available soon. …

また細かい話ですが、動植物の場合は検疫を受ける必要がある場合がありますね。植物も変な病気が渡ったら困りますし、牛肉も口蹄疫があったり結構五月蝿い。特に面倒なのは、行く国によって違うんですよ。例えば「柿」はオーストラリアに持って行く場合には検査を受けないとならないとか。でもこれって「相手国で面倒なことが起きないように」ってことでしかなくて、輸出禁止なものに許可を頂くとかそういう話では全く無くて、相手国で「日本産のXXX」は検疫を通る時に証明書が必要だから検査しておきましょうという感じ。検疫をパスしたという証明書であって、許可証ではない。

これは牛肉もそうで、「輸出してもよいですか?」みたいな感じじゃないのね。相手国で問題が起きないように日本国がやってくれる有り難い検査だと思うべきで、検査も手荷物なら成田で簡単にできます。下手に隠すと、相手国で持って入れないなんてことが起きるから面倒臭がらないほうが良いかも。でもま、一般的には持ち込んだ時に「これはダメ」って言われればその場で破棄する方が簡単ですね。私は今までかなりいろいろなものを持ち込みましたが、ダメだと言われたのは「イクラ」ぐらいですかね。ああ、それと「馬肉」(笑)。牛肉がダメなのは知っていましたが馬肉は大丈夫だろうと思ったけれどダメでした。馬刺しを食べたいと待ってる友人が何人かいたのに残念でした。(笑)

とりあえず、今日現在で、マレーシアに「輸出停止」になっている動植物の品目はありません。果物、野菜でも牛や豚、鶏でも輸出してはいけないものは無し。輸出にあたり検査が必要な物があるのは上に書いた通り。これは相手国によっていろいろある。

今時、あれはダメ、これもダメ、なんて事のほうが珍しく(世界的に決まっている禁制品は当然除く。また郵送できない品目はある。電池とか)、マレーシアのケースを調べた所、我々一般が考える商品、食品はどこからでもほとんど問題がないと思っています(薬品関係は別の話)。ダメなら捨てる気で持ち込まめば良いってことじゃないでしょうか。またこの辺は個人が持ち込むなら問題ないけれど、商売で扱うぐらい大量だとダメだったりするのね。だからどうしても持ち込みたいものはしっかり調べるべきだと思います。でも禁制品を持ち込むのでない限り、ちゃんと申請するなりなんなりすれば問題ないのが普通。貿易でなんでも国を超えて流通しているわけですから、よっぽど変な物を持ち込まないかぎり心配する必要はないと思います。

世界的に郵便で送れないもののリスト。

国際郵便として送れないもの – 日本郵便

細かい話ですが、通常の貿易で入っているものは個人でも持ち込めて、逆に個人の場合は「個人使用」ということで商売としての貿易では輸入できないものでも持ち込めることが多いですね。EMSを使っても同様。

私がマレーシアで気になるのは検疫とか通関じゃなくて、そもそもちゃんとEMSが届くのか?ってところ。それと気になっているのは最近、個人が輸入した小物でもしっかり税金を取るようになったらしいこと。それも担当官の腹次第みたいな。(笑)

早速、マレーシアに行ったら日本から取り寄せたいものがいろいろあるのですが、今から注文しようかどうか考え中。調味料が主で、あとは缶詰、干物類。冷凍冷蔵の生鮮品・・・。買わないだろうなぁ。それともあれだけ高い郵送料を払っても採算が合うものってあるんだろうか。

海産物関係は輸入商がいますからそこから手に入れることは出来るはずだし、特殊なものは頼めば入れてくれるのが普通だし、自分で敢えてクールEMSで買うものって今のところ頭に浮かばず。

やっぱりクールEMSの需要って贈答品で使うぐらいかな?

 
 
 

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