KLCC、ブキビンタンをはっきり切らないと・・・

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確かにパビリオンの上のPavilion Residenceは良いと思います。エレベータを降りればそこはパビリオンですし、周りには有名ホテル、店舗がありますから「退屈すること」はない。

でも一番行きたいスリアKLCCはすぐそこに見えますし、直線距離でも1キロはないものの、歩いて15分は掛かるのかなぁ。暇つぶしで歩くのなら良いにしても、買い物に行くとなれば車で行くしか無い。でもさすが多くの人が言い、どこにでも書いてあるように、「渋滞」が半端じゃないですね。時間帯を選んだにしてもそう簡単にパッと行って帰ってくるようには思えず。

そういう意味ではコンドそのものはここPavilionに比べるとかなり落ちますがK Residenceの方が良いかもしれない。もし二者一択だったらかなり悩みそう。なんせK Residenceなら部屋のドアを出てから(コンドではない)4分以内には伊勢丹の売り場に立てますから。もちろん雨が降ろうが槍が降ろうが関係なし。階下のビレッジグローサーなら3分以内に行ける。平面で考えれば距離は数十メートルでしょう。

もし我々が若くて子供がいなかったらこの辺も良いね、とヨメさんと話しています。長男は当初はこういう繁華街の方が良いようなことを言っていましたが、週イチで遊びに来るにしても住むところは住宅地が良いと言い出した。やっぱり田舎者なんでしょうね。

我々はマレーシアに上陸して1ヶ月が過ぎ、Airbnbで気になる地域、コンドに泊まってきましたがそろそろ結論らしきものを出さないとなりません。

当初は「都会に憧れる」なんて言っていましたが、実際にコンクリートジャングルの中でたとえ数日でも生活してみると「深呼吸をしたくなくなる」んですね。息が詰まる思いがします。特に今回はそれを感じるし、前にK Residenceに泊まったとき以上に「コンクリートジャングルは我々には合わない」のを感じます。

それはやっぱりモントキアラにそれなりの期間、生活したからだと思うし、特にモントキアラの西のキアラマスアユリアに泊まったのは貴重な経験だったと思います。緑というよりジャングルが目の前にあって、でも南洋のジャングルとは違って、日本の里山をイメージするジャングル。

ベランダから外を見ていますと、遠くに小動物の鳴き声も聞こえますし、風の爽やかさがまるで違うんですね。夜はひんやりするような風も来る。またKLCCやブキビンタンとは多分、2度ぐらいは温度が違うんじゃないですかね。特に夜にそれを感じるのですが、コンクリートジャングルはム~~っとしている。でもキアラマスにはそれがない。それはモントキアラ全体も同じかも。

都会派で若く元気でやる気満々ではない、田舎者、ましてや年寄りですから、やっぱり自然を近くに感じることが出来て、ゆったりと時間が流れていく感じがする場所があっているようです。ここブキビンタンは「ほらほら、何をしている、グズグズするな」と言われ続けているような感じさえしてくるのです。

私の中ではKLCCもブキビンタンも「用があるときに来れば良い」という思いがかなり固まりつつありますが、今回のPavilionでの5日間の間に、家族全員でその思いを確固たるものにして共有しないと先に進めないと思っています。

KLCCやブキビンタンが悪いってことじゃなくて、「我々が呼ばれていない」って感じですかね。お呼びじゃないってのはこういうことかも。(笑)

ここPavilion Residenceを出たあとは、再びモントキアラに戻ります。そして「借りるコンドを探す」段階に進もうと思います。と同時に、Airbnb住まいもかなりお金がかかりますので、安いところで「時間つぶし」も考えないとならず、その辺を重視して長めの滞在ができるところに泊まる予定。

もうすでに11月の3日までは予定を組みましたが、11月の半ばまでには借りるところも決めて、12月には入居したいと考えています。で、その前の1週間ぐらい、野暮用で香港に行くという流れになればよいかと。

これだけ時間を掛けましたし、我々が必要とする部屋、どんなところなら満足できるのか、またどういうところは我慢ができないのかがかなり細かくわかってきましたし、不動産屋さんに見せてもらうコンド、部屋の広さもかなり具体的になって来ました。

でも家族で話をしていて、やっぱりヨメさんが細かいことにこだわっているのがわかるんですよ。

例えばですね、「このPavilion Residenceはどうよ?」と聞くんですが、それはこの「コンドそのものをどう思うか?」と聞いているのに、泊まっているユニットそのもののインテリアの話をしだすんです。色がどうじゃ家具、備品がどうじゃと。

そういうことじゃないんだよ、と言っても通じないんですね。というかヨメさんが気になるのはその辺であって、部屋の大きさ、向き、コンドそのものの出来じゃないみたい。というかその大枠を決めるのは私と長男だと思っているようで、ヨメさんは女性らしく内部にこだわるってことなのかもしれません。

でもそんなのはそのユニットによってまるで違うわけで、家具や備品にまで細かいことを言うようだと「それじゃ気に入ったコンドなんて無いぞ」と私は言うわけです。ヨメさんにしてみると凝っている部屋より、何もないシンプルな方が自分の好きにできると考えているようで、今の部屋は家具も備品も多く「プラナカン」の雰囲気が出ていて良い感じではあるものの「私達のイメージではない」ってことなんですね。

そしてそれだけ手が入っているコンドだと、あの家具、この家具、壁の絵、飾り物のあれもいらないこれもいらないと始まる。

じゃぁ、Unfurnishedで家具なしの方が良いじゃないかと言うのですが、「その方が良い」と決めることもまだ出来ない様子。

私にしているともう7,8年、コンドウォッチングをしていますし、写真でも動画でも半端じゃない数の例を見ていますが、ヨメさんはまだ数件しか知らないんですね。そしてマレーシアのコンドってどうかってのがまだまだわかっていない。まだまだオーストラリアのイメージをもっているんだろうと思います。つまり、シンプルなアーバンスタイルってところでしょうか。

KLのレンタル市場に出ているユニットはそれこそ安物家具を集めて、色も何もコーディネートを考えていない部屋なんていくらでもあって、今回はAirbnbでもそういう部屋は避けていますが、その辺をヨメさんはまだわかっていないんですね。

自分が納得できるユニットはあるはずだと思ってる。

多分、これから一ヶ月、ヨメさんのその思いを壊さないと前には進めないはず。

最近、私も多少勉強しまして、Unfurnishedでもコンドによってかなり違うのがわかってきました。それこそ天井から電源コードが垂れ下がっていて何もないコンドもあれば、電化製品は一通り揃っていて、それこそベッド、ソファぐらいあれば生活が初められるところもあるのがわかってきた。

コンドを選ぶのはヨメさんですが、Unfurnishedじゃないとどうにもならないと言い出したときのために、今から先回りしてUnfurnishedの部屋を借りたらどうなるかのシミュレーションを初めています。

このヨメさんの思いを簡単に考えちゃうとうまくなくて、ヨメさんはスタイリストをやっていたくらいですから、コーディネートに関してはかなり五月蝿いんです。私がどうでも良いと思うことでも彼女の中で「我慢できない」ことは間違いなく多いはずで、そこを甘く見てヨメさんを押さえつけるようなことをすると爆弾が破裂するかもしれない。(笑)

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