「(油淋鶏風)水晶鶏」って激ウマ、作るのは簡単なのね~。炭水化物抜きには最適かも。

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またまた鶏料理です。鶏は大好きですから毎日でも大丈夫。(笑)

鶏好きと言っても問題があります。それは胸肉は大嫌いだということ。この世に存在しなくても良いと思うくらい。(笑)

でもねぇ、胸肉の良さはわかるんですよ。高蛋白で低脂肪。そして「疲れを取る効果」があるんですね。イミダペプチドという栄養素。これはためしてガッテンでもやっていて、胸肉を食べた、食べないのグループにわけてマラソンをしたら明らかに違いが出たんですね。あれを見た時には嘘だろ?と思ったくらいですが、ネットを調べてみると様々な実験で証明されている様子。要は鳥って羽で空を飛ぶわけですが、胸の筋肉を酷使するんですね。だから「疲れがたまらないように」イミダペプチドを多く含んでいるとのこと。飛ばない鶏も同じで渡り鳥たちと同じDNAを持っているんでしょう。

現代は、昔と違って「栄養を取りましょう」という時代ではないわけで、鰻やニンニクで力をつけるより、「疲れを取る」方が合っていると思うし、それには鳥の胸肉が抜群とのこと。

良いじゃないですかぁ。

歳を取ると何もしないのに疲れる感じがあるわけで(笑)、それが和らいだら嬉しい。

そして多くの人が糖尿病予備群であったり、炭水化物や脂肪分を減らしたいと思っても、じゃぁ何を食べればよいの?ってことになるんですね。私の人生では何度も炭水化物抜きをやりましたが、食べられるものって本当に限られてしまうのね。ましてやマレーシアみたいに炭水化物大国は非常に困る。

炭水化物を減らして良質なタンパク質を取るという点で見習うべきは「ボディビルダー」が最適だと思うのですが、彼らの中には「鶏胸肉を主食とする」ような人も少なくないのね。だから私は胸肉は嫌いなんですが、「食べるのもしかたがない」として低温調理して作った鶏胸肉ハムを常備していた時期もあります。

でも鶏ハムならやっぱりモモ肉のほうが圧倒的に美味しいと思う。(笑)

でもどうにか嫌いな胸肉でも美味しく食べられる方法があったら良いとたまに思い出してはいろいろ作ってみるのですが、「食べなくては・・」と思うから食べるのであって、好んで食べたいと思うような胸肉料理は今まで出来ませんでした。

でもこれはイケるんじゃないかと思ったことって何度かありまして、それは「鶏の天ぷら」だったんです。でもあれって胸肉やササミだから美味しいのであって、大好きなモモ肉だとなんだかイマイチな料理になる。そして天ぷらじゃ油分が多く当然摂取カロリーも多く、鶏の天ぷらを積極的に食べようとは思わない。

これは「油淋鶏(ユーリンチー)」も同じで、胸肉でも美味しいと思うのだけれど、ベースは揚げ物だから健康を考えると問題あり。

油淋鶏(ユーリンチー)。味の素のレシピ大百科より。

では?

水晶鶏は?

水晶鶏って名前は聞いたことはありますが、今まで料理として食べた記憶はありません。でもとりあえずの実験で「ササミに片栗粉をまぶして茹でて食べる」のはやったことがあって、これって胸肉やささみの「パサつく食感は【皆無】」でもしかしたら良いかもしれないとは思っていたものの、料理として作ったことはありませんでした。

でもある気に入っているユーチューバーのレシピを見ていたところ、「胸肉に片栗粉をまぶして茹でて、それを油淋鶏(ユーリンチー)みたいにする」のがありました。

ああ、なるほど、そうすれば良いのかと思い、早速作ってみました。

まさに油淋鶏(ユーリンチー)みたいなもので、胸肉を揚げたのか、(片栗粉を付けて)茹でたのかの違いがあるだけ。

美味しい~~~~~~~~~~~~~~~。かなり美味しい。これ、良いわ~~~。

作り方も簡単であっという間に出来ます。

キュウリはピーラーで薄く剥いただけですし、鶏の下にはモヤシが大量にありますが、これもサッと茹でて「チキンパウダーと少量の塩、ごま油」をまぶしただけ。そして薄切りの胸肉(少量の、酒・塩・醤油で薄く味付け)に片栗粉をまぶして茹でて、氷水で冷やしたものを乗せ、タレは「醤油、お酢、蜂蜜」を沸騰させて冷ましたものに「ごま油、白ごま、そしてネギ、ラー油」を入れるだけ。あとは「刻んだコリアンダー」を散らして出来上がり。

簡単なんてもんじゃありません。

これを作ろうと思ったユーチューブのレシピはこれです。この女性って普通のオネーチャンですが、彼女の料理レシピって結構面白いものが多くて参考になると思っています。

彼女は鶏胸肉を「重曹水」に浸けて柔らかくしていますが、この必要はないと思いました。それより「細切れにしてから叩いて伸ばす」方が良いんじゃないかと。重曹って独特の苦味、味がありますし、味が薄い胸肉料理にはあまり使いたくありません。

この「片栗粉をまぶして茹でる」ってのは使いみちがあると思うし、味付けはまさにその時の思いつきで何十通りにもできるはず。単に「ポン酢とワサビ」だけでも美味しいと思うし、バリエーションは無限と言っても良いかもしれない。

この筋肉料理人って人も私はファンなんですが、こういう作り方も美味しいんじゃないですかね。またネットで調べると水晶鶏のバリエーションは半端じゃなく多い。

つまりですね、この水晶鶏って「主食の替わり」になり得るんじゃないかってこと。毎日これを食べたらいささか見るのも嫌になるでしょうが(笑)、蛋白で美味しいし、これを「お茶碗一杯」ぐらいは平気で食べられるはずですから、「ご飯抜き」はこれがあれば難しいとは思えないんです。

胸肉は健康に良いからと美味しくもないパサパサのソテーなんか食べるより「幸せ度は何十倍」と言っても良いはず。(笑)

それとこれって冷えていても全く問題がなくて、というか冷やしたほうが美味しいと私は思うわけで、つまり、多めに作って「冷蔵庫で保存が可能」ってことだと思うんです。とは言っても何日もおいておけるわけじゃありませんが、普通、鶏胸肉料理を作り置きするなんてことはないわけで(鶏ハムみたいなのは別にして)、そういう意味でもアドバンテージはあると思いました。

水晶鶏って片栗粉をまぶして茹でるだけですが、単に茹でた、蒸したものとは天と地の差があるのが面白いと思います。

これ良いわ~~~~。

ただ注意点としてはやっぱり「火を通しすぎないこと」ってのがあるんじゃないですかね。でも胸肉にちょうど良い温度で低温調理みたいに仕上げると「片栗粉の粘度がでない」はず。だから沸騰したお湯に入れますが、グツグツ茹でてしまうのではなくて、再沸騰手前で「鶏肉が浮いてくればOK」だと思います。この辺は「大丈夫そう」なのをすぐに切って見ればわかるわけで、色が白くなっていれば大丈夫。間違いなく60度以上になっているはずですから。ピンク色だと60度前後にしかなっていないはず。それでも大丈夫だとは思いますが、ピンク色の鶏肉は「生だ」と思う人は多いハズで、気を使うとすればそのくらいじゃないですかね。でも火を通し過ぎても「胸肉を叩いて伸ばす」ことをしてあるとかなり違うと思います。私の場合は、茹で時間は3分程度で十分だと思います。

それと「炭水化物抜き」を真剣にやる場合、片栗粉って駄目なんですね。片栗粉って甘くもなんともないですが「糖分そのもの」みたいなもんで、消化されると簡単に糖分になるし、「片栗粉=砂糖」という認識じゃないと本格的な炭水化物抜きは出来ないと思います。ま、食べてみてから「血糖値を計る」ことをすればすぐにわかりますが。

ちなみにこれを食べたあと1時間の血糖値は174mg/dl(健康な人なら140程度?)でした。全然駄目で、ご飯をしっかり食べたのと同じ(笑)。やっぱり140mg/dl以下にに抑えないと~。片栗粉の使い方、調味料も考えないと駄目ですね。でも唐揚げよりは健康的なのは間違いがないはず。

どちらにしても、私が今まで作った料理の中でトップ5に入るかもしれないと思うくらい美味しかったです。

今後はこの水晶鶏でいろいろバリエーションを試してみるつもりです。

 
 
 

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