焼肉「結@パブリカ」に行ってみた

2020年でしたっけ。パブリカに「結」という和牛の焼肉店が出来たのは。

レポートを見ると多くは絶賛していますし、こりゃ行くしか無いだろうと思っていたのですが、コロナもありましたので行くチャンスはなく、今回、息子と二人で買い物に行ったついで行ってみることに。

Face Bookはここ(クリック)

 

ところがですね、フェイスブックを見たところ、「一時休業中」になっているんですよ。あれれ?と思ったのですが、電話をしてみると「営業中」ですと。FBでは一時休業中になってますが?と言ったところ、「前に改装のために休んでいたのですが、FBの更新を忘れていました」ですと。(笑)

これってちゃんとしたマネージメントがなされていない証拠で、ちょっと気になりました。これだけでどれだけの客を逃しているか。私達も、電話をしなかったら休みだと思って行かなかったわけだし。

6時に入店した時点では客は私達だけ。その後、7時頃からボツボツ入ってきましたが、決して忙しい店ではなさそう。

私はなぜか、この店は「高級店」だと思っていたんですよ。和牛だけみたいですし、私が見た写真は結構良い写真ばかりで「いかにも高級店」という感じ。でも通路から店の中は丸見えで、外から見た感じも、中に入って席に着いてからも「高級店のイメージは全く無い」し、スタッフ連中も「マレーシアレベルの普通」(意味わかりますよね?)で、いわゆる「普通の焼肉のお店」でちょっと出鼻をくじかれた感じがしました。

メニューを見たらボロボロですし、ちょっとなぁ・・・という感じ。

メニューはフェイスブックに出ています。(ここ)

まずはビールを飲みながらメニューを見ますが、一番最初に必ず食べる「タン」がメニューに乗っていないんですよ。タンがない焼肉屋って私は覚えがなくて、「売り切れ」ならまだしもメニューに乗っていないのね。あじゃ~~、と思って聞いてみると、「あります」と。なんと飲み物のメニューに乗っていました。

そのメニューの写真を撮り忘れましたが、写真でさえも「がっかりレベル」なのね。ま、どこにでもある焼肉屋の「ねぎタン塩」で、これって「こだわりのある焼肉店のタンではない」のは明らか。当然、新日本焼肉党(新たな店名はKyomo)とは全く比べ物にならないし、「厚切り特上タン」(根本の一番美味しいところ)もない。これって「タン好き」にはがっかりの店ということ。

運ばれきたのはこれ。普通のネギタン塩ですよね。

これがですね、結構小さいのね。もしかしたら(安いお店で出回っている)インド牛のタンかもしれないと思いました。でもま、和牛のタンがマレーシアに入ってこないと聞いていますし、多くはオージービーフの牛タン。インド牛は大きさが二周りぐらい小さいから見たらわかる。

それも良いお店では使わない部位の「タン下」がついている。

でもタンのメニューが「肉類のメニューではなくて飲み物のメニュー」に乗っていたのはこれが理由かもね。和牛に拘る店でも和牛のタンは入手はほぼ不可能だし、でも「タンを食べたい客」は多いハズで、苦肉の策で安い牛たんを使った可能性がある。だから「和牛を売り物にしているメニューには載せられない」んじゃないかな。

インド牛の牛タンですが、居酒屋Makiのデリバリで買えます。300グラム24リンギ。オーストラリア牛のタンはこんな価格では買えないのが普通。(ドンキのタンも多分、これ)

全然美味しくないってことじゃないのだけれど、「こだわりのある店」だという【期待が大きすぎる】んでしょう。でも我が家は「タンが美味しくない店には行かない」ですから、そういう意味で、「結」のタンは「かなりのマイナス点」です。

次に来たのが「盛り合わせ500グラム」です。4種類の肉。

この4種類ですが、スタッフが「ロース、上ロース、カルビ、上カルビの順番で食べろ」と。(笑)

余計なお世話だと思いましたが、【脂の乗りが少ないものから食べる】っていう意味では、我が家もそうですし、良いサジェスチョンなのかもしれない。

この結では「七輪」をつかってテーブルで焼くのは良いと思いました。やっぱり焼肉ってそれが一番ですよね~。

ただ問題は、結の肉って【全てがペラペラの薄さ】なんですよ。薄切りと言えばシャブシャブですが、それよりも薄いんじゃないかと思うぐらい薄い。そして小さく切ってあるのね。

でもま、サシの強い和牛を「大きく、分厚く切ったら食べられない」のも確かで、この大きさ、薄さって上品なグルメ、女性には受けるのかもしれない。でも「ガッツリ食べたい派」だとしたら、2,3枚、一度に口に入れないと満足しないかも。(笑)

カルビもかなりサシが入っていますが、さすが和牛で「オエッ」となる重たい脂じゃないのね。そしてやっぱり小さくて薄いのは和牛を楽しむには大切なことなのかもしれない。

美味しかったです。

でも4種類で500グラムあった盛り合わせで、美味しいと思ったのはこれぐらいで、ロース、上ロースは必要ないと思いました。でもま、逆にカルビ嫌いで脂が少ない肉が好きな人もいるから、そのへんは考慮しているんでしょう。

でもこれを食べて思い出したのが新日本焼肉党(新たな店名はKyomo)の盛り合わせで、やっぱり「全部が美味しいわけじゃない」のね。だからこの店も「盛り合わせじゃなくて、好きな肉を頼む」のがベストなんだろうと思いました。

このメニューから選ぶのが良いかもね。

あるいはこれとか。

盛り合わせで頼まないほうが良いと思った時には、もうすでに二人で500グラム食べているので、追加はこれだけにしました。

美味しそうなロースの薄切りが2枚。これをササッと炙って小さなご飯を巻いて、卵の黄身で食べる。

親指の頭ぐらいの小さなご飯。

この一通りのことをスタッフがやってくれるのですが、自分でやろうと思ったものの「作り方を練習するスタッフ」が勉強中でしたので、自分でやるとは言わないことに。(笑)

これはかなり美味しくて、これだけ4つぐらい食べたかった~~。

ユッケも楽しみにしていたのですが、「キャンペーン中」じゃないと無いらしい。

その他、牛すじポン、コムタンスープ、石焼ビビンバとか食べてみたいのがあったのですが、「腹八分目にしよう」と思い、ここで終わることに。(笑)

お会計はこれ。

正直なところ、満足度とこの金額を比べると高い感じがしますが、好きなものだけ選んで食べたら違う印象かもしれないと思いました。

それどころか、「この店は安い」と言って良いはずで、というか、和牛自体が高すぎるのね。それなのに良くこの価格で抑えていると私は思いました。

そもそも和牛の500グラムの盛り合わせが310リンギって安すぎる。キロ単価が620リンギットですが、そんな安さの和牛なんてどこにも売っていない。美味しいA5の和牛を伊勢丹などで買ったらこれの3倍近い価格。

でもそこがミソで、私達が食べたいと思う牛肉って「リブロース、サーロイン、フィレ」が中心で、高いのはそういう部位なんですよね。でも牛肉の部位っていろいろあって価格もいろいろ。だからキロ単価で、それも焼肉店の小売価格で660リンギって難しくないんでしょう。原価は1キロで300リンギ以下でしょうし。

だから「盛り合わせ」って安く出来るわけで、新日本焼肉党(新たな店名はKyomo)の盛り合わせも同じで、「この値段なら良いかな?」なんて思っても内容的にがっかりするのも当たり前じゃないですかね。

この結って「一頭買い」しているそうですが、この「一頭買い」って凄いな~なんて思ったら逆で、「多くの部位があるのに、それをどうやって売り捌くのか?」を私達、客側は考えるべきなのね。一頭買いの半身だとしても全部で200キロぐらいはあるわけで、そのうち私達が美味しい、食べたいと思うのはそのうちの50キロにも満たないんじゃないですかね。フィレの美味しいところ(フィレミニオン)が好きだなんて言っても、一頭丸々でも1~2キロぐらいしかない。

また私達が知らない部位でも「美味しい部位はある」わけで、たとえば【カルビ】にしても「カルビという部位はない」わけで、「カルビとして出せる部位がカルビ」であるだけのことで、実際にはいくつかの部位からカルビを取るのも普通。

だから一頭買いとか、希少部位があります、なんていうのは、私に言わせれば「お店に都合が良い」だけのことで、私としては「美味しい部位だけ仕入れれば良いのに」と思うわけです。当然、一頭買いしたところで、売れ筋はほぼ決まっているわけで、その売れ筋の部位だけは多めに別に仕入れるしか無いわけで、一頭まるまる。それが半身だとしても、それだけで焼肉店はなりたたいないでしょ。でもま、いろいろな部位を食べてみたいという客もいるわけで、実際に食べてみないと「ザブトン」や「ミスジ」が美味しいこともわからないわけで、なんとも言えませんが・・。

またもし皆が好きで知っている、リブロース、サーロイン、フィレ、そしてアバラ周辺の肉だけを仕入れたらとんでもない価格になるわけで、だからやっぱり焼肉屋と鉄板焼屋ってぜんぜん違うんですよね。

私は「いろいろな部位を持っているお店が良いお店だとは思っていない」わけで、そういう意味ではやっぱり「ガッツリ食べられるお店」としての韓日館は外せないし、まだ行ったことはなくてデリバリでしか食べたことがないのですが、昭和の味がする「東京美人焼肉酒場@スバンジャヤ」には是非行きたいと思っています。そして「牛タン好き」だとすれば「新日本焼肉党(新たな店名はKyomo)」がトップを独走していると思うし、それぞれのお店の特徴をしっかり理解していれば、焼肉人生を楽しめるだろうと思っています。

今回の結ですが、店を出てから一緒に行った息子と「この店、また来たい?」と話したところ「微妙~~」というところで意見は一致したのですが、今、こうやって思い出しながら書いていると、「結には結の楽しみ方がある」のが段々と分かってきたような気がします。

やっぱり我が家としては「焼肉ならここしか無い!」「あそこにはもう行かない!」みたいに決めるのは不可能。(笑)

ただ、私は「安い肉を美味しく食べさせるのが焼肉屋の腕」だと思っていまして(昔の焼肉屋ってみんなそんな感じ)、そもそも我が家はグルメではないし、「焼肉屋で良い肉を食べたい」という欲求ってほとんど無いんですよ。和牛にしても「たまに食べるから美味しい」のであって、焼肉でも牛肉は常に和牛じゃないと、なんてこともない。だから高級路線の焼肉店ってあんまり好きじゃなくて、逆にそういう店では粗捜しをしたくなる性格です。過去に多くの人が絶賛していたLot10の「焼肉トラジ」は【ツッコミどころが満載】でそういう意味で面白かった。(笑)

そういえば、今の焼肉屋って「肉を一枚ずつ切って並べてある」のが普通ですが、昔は「味をつけた肉がお皿に盛ってあった」のね。それを今風に「切って並べた」のは【六本木の叙々苑】が始まりとのこと。私も若いことは六本木で遊んでいましたので良く行きました。でも名前は忘れましたが、叙々苑の並びにあっとお店のほうが好きだったっけ。当時は当然、いろいろな部位なんて無くて、特上カルビ、上カルビ、並カルビみたいな感じでロースもあって、後はホルモン系(ミノ、ハラミとか)、センマイの刺し身、豚足(茹でたものを酢味噌で食べる)とかが定番でしたっけ。でも東京ではマルチョウ、シマチョウとかホルモンらしいホルモンはなかった。ヨメさんの田舎(福岡県の浮羽)の焼肉屋に行ったら「ホルモン系しかななかった」り、焼肉屋もいろいろで面白かった。

家で焼肉を食べることはほとんどありませんが、他の牛肉料理を作るにしてもマレーシアではなかなか丁度よい牛肉が見つからなくて困っています。日本の肉屋には必ずある「細切れ」「切り落とし」で十分なのに。それプラス、ローストビーフが好きですから、「若干サシが入っている程度」のアンガス牛の塊があればいいなと。それもリブやサーロイン、フィレだけじゃなくて、リブキャップ(かぶり)、イチボ、ランプ、モモでもあれば色々楽しめる。ただそれも出来ればキロ単価はRM250以下。これがね~、なかなか難しいのね。

安くて美味しい代名詞でもある「牛丼」ですが、それ用の肉が見つからず、我が家ではキロ単価がRM500のオーストラリアWagyuを使うという、わけわからないことをしています。一人前の牛丼のコストが2000円を超えてしまう。でもその肉でシャブシャブやすき焼きをするにはクォリティーが低いのね。

本当にマレーシアの牛肉って難しい。

あ、そうそう、昨日はB.I.G.でローストビーフに良さそうなランプの塊を買いました。キロ単価RM100以下という激安で1.2キロぐらいの大きさだったかな。サシも入っていないもろ赤身だろうけれど、温度を低めに低温調理して、出来立てを美味しく食べると言うより「オードブル」として(酒のつまみってことね)、常温で食べたら美味しいように仕上げようと楽しみにしています。

     
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