洪水その後

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ひとまず落ち着いてきた感じがしています。

水が引き始め、復旧作業に入った地域もあるとのこと。

今回の洪水では22人が死亡、70人以上が行方不明で、浸水した家屋は2万世帯でこれの復旧には2年掛かると言われています。また、水が出た地域はなんとドイツとフランスを足した面積になるそうで、畑や鉱山がやられ、世界市場にも影響がでるだろうとのこと。

しかし凄いなぁ。

私たちがオーストラリアに住んでいるということで多くの方にご心配いただいたり、日本、マレーシアからも大丈夫なのかと電話を頂戴しましたが、今回はどういうわけかゴールドコーストでは大きな問題はありませんでした。

ここからブリスベンへ行く途中の町は結構やられたようです。キーワードはやっぱり川なんですね。ブリスベン川というのがありまして、これがブリスベンの街中を通っています。この上流には何カ所かダムがあるのですが、どこも容量をオーバーして放水するしかなかった。

どうもあの地域的な物を考えると、これの再発防止は難しいような気がします。大きなダムを作れば良いということでもなさそうだし、かと言ってブリスベン川に高い堤防を作ることも不可能でしょう。

こんな時にオーストラリアがそもそも持っているディスアドバンテージを感じます。とにかく国土が広い、デカすぎる。そして人口は少なく、人口密度も低い。つまり公共インフラを整備するにも金が掛かりすぎるんですね。これは道路も同じだし、インターネット回線も同じ。未だに学校がない僻地があって自宅で勉強する児童がいたり、病院に行けない地域の人達のためにフライングドクターと呼ばれる飛行機で駆けつける医者もいる。

ブリスベンもゴールドコーストもクイーンズランド州ですが、このクイーンズランド州独特の家があります。いわゆる高床式。今でもそういう家はあちこちに残っていますが、最初それを見たときに、なんで?って思いましたが、まさにこういう洪水が歴史の中で頻繁にあったということでしょうね。そしてまたこれからも起きるんでしょう。

しかし今回はもう大丈夫とまだ安心は出来ません。

日本の感覚ですとさぞかし大きな台風でも来たのだろうと思うでしょうが、台風は来ていないんです。ただ大雨が長らく続いただけ。で、ここのところちょっと集中的に降ったという程度でしかないんです。

さて、その一ヶ月以上続いている今回の長雨はもう終わるのでしょうか?

そういう話は私は聞いていません。また集中的に降ったら同じ事が起きる?ゴールドコーストは大丈夫?

どうなるんでしょうか・・・・・・

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