クリスマスイブですよ～～、皆さん、盛り上がっていますかぁ～～？
私はと言うと、一人でラーメンを作って、そのどんぶりを今モニターの前に置いてラーメンをすすりながらブログ書き。寂しいなぁ・・・・。
ヨメサンは友達と一緒にゴールドコースト一番の和食レストラン「天」でお食事会。ヨメサンと旦那とこんな天と地の差があって許されるのか？
しかし、毎年毎年、どんどんクリスマスや年末年始が寂しくなります。こちらは真夏で日本みたいな情緒もないし、どこかへ行きたいという気も沸いてこない。
でも最近なんとなくわかるようになったんですよ。このやる気のなさがまさに歳なんだろうって。
実はマレーシア行きを決めて情報収集をしだした（決めたほうが先って面白いでしょ？）頃に、マレーシアのロングステイで盛り上がっている人たちがちょっと盛り上がりすぎじゃないかと感じたんですよ。なんていうかなぁ、自然じゃないものを感じました。無理やりやってるような。で、日記を読むと「前向き」とか「プラス思考」って言葉が目立つのね。
その当時、私は５５歳で、今と５つしか変わらず。でも当時はまだ次男坊は家にいたし、このコンドも借りていなくて、一軒家ってなんだかやることは多いし、毎日せわしないし、それなりに楽しいし、しょっちゅう出かけたし、友人との付き合いも結構あった。飲み会もやっていたし。
でも子供たちがいなくなって、このコンドで二人だけで過ごすようになってから、毎日が単調なんてもんじゃないのね。でも不思議なのは、じゃぁ、どうしようって気も沸いてこなくなったということ。死を待つ老人ってこんな感じかもしれない。
だから今になるとわかるんですよ。あのマレーシアじゃロングステイじゃと異常なほど盛り上がっていた人たちの事が。それでもなおかつ「前向き」だとか「プラス思考」という言葉が出てくる。
これって、そうしないと何もしないでボーっとする老人になってしまうってことなのね。たいして面白くないことでも「おもしろーーーい！」と前向き（？）に考えないと、つまらんことでも「ぎゃははは」と受けて盛り上げないと、どんどん静かで暗い生活になっていく。そういうのをもう皆さん体験済みで、だからこそ外から見ていると異常に見えるほど盛り上がっていたんだろうと思ったり。
でも私はまだ、自分のお尻を叩いて、無理やり走らせようというレベルには達していない。(笑)
ま、大体が根暗なんだろうけどさ。
というか、毎年必ずクリスマス時期には会おうと決めた我が家の約束を守ろうとする子供がいなくて、がっかりしてるのが本音かな。
子供を命と思い、子供中心で生きてきた私だから、今の状態はあまりにも悲しい。彼らが幸せなら・・・と自分に言い聞かすだけ。
でもね、これもマレーシアに行ったら変えようと思うんですよ。で、変われる気がしています。
意外に今マレーシアで盛り上がってるジジババも、日本ではちんたら寂しく生きていたのかもしれない。
いやいや、日本ってやることがいくらでもありますよね。なんでもあるし、ジジババが遊べる対象がいくらでもある。習い事や勉強したければこれまたサークルもいろいろ。私が興味があるのは、趣味で集まる近場の旅行とか結構あるのね。カメラを背負って好き者たちだけであっちいったりこっち行ったりなんてうらやましい。フラリと出かけても面白い場所っていくらでもあるもんなぁ。下町巡りだって飽きないし。その点、ゴールドコーストは何時間車で走ってもそこにあるのは空、海、風、そして乾燥に疲れた大地が広がるだけ。気軽に行ける観光地も温泉も無い。ほんとうにつまらん。
早く、ゴールドコースト脱出したいよ～～～～～～。