おおお、またもや「円買い介入」だ~~~~

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また知らないうちに「介入」がありました。驚いた~~。

1分足です。

08:37(日本時間) 148.943で介入。

08:44(日本時間)145.561が最高値。

全然、気が付きませんでした。たった7分間かそこらの出来事。

介入があったと気がついた時に、「私の指値に達したか?」が一番気になったのですが、残念ながらほんのちょっと足らず。二箇所に入れてありますが、一つでもヒットすればなぁ、なんてタラレバを考えたり。^^;

前の介入の時に、指値を動かすか、もう止めるか考えたのですが、私が思うに日銀(財務省)としては【150円が介入目安】で、でも145円は許容範囲と読みました。

また値動きのスピードもあって、勢いが強ければ「大きく動く前に介入する」だろうと。でも高値(ドルの安値)としては145円以上まで積極的に介入しない。

だから私としては145前後に指値を入れるのが良いと。そうすれば3円以上の差益が見込めると考えたわけ。

作戦としては今でも間違えていないと思いますが、私のように「介入で利益を出そう」と考える不埒な(笑)FXトレーダーは世界にごっそりいるはずで、でも「安値を売り続ける円売り」は【介入が怖くて出来ない】タイプのまさにハイエナみたいな作戦。

そして私と同じような【値】を考えているはずで、145円あたりにはごっそり売り指値があって大きな壁が出来ているはずなのね。

でも何が何でも利益を出そうなんて思って、指値を甘くすると、そういう考え方が「負けを引き込む」のがわかっていますから、初志貫徹であとは運次第。

でも「1円抜ければ上出来」だと考えるデイトレーダーはごっそりいるわけで、彼らはそれなりに利益を出しているはず。たかが1円と思ったら駄目で、デイトレーダーで1M(1億円)ぐらい動かすのはいくらでもいて、1円で100万円の利益。デイトレーダーって瞬間芸みたいなものですから、リスクが低い(利確も損切りも素早い)と考える人は多くいて(私もそう)、売買するロットが大きい傾向がある(10M=10億円以上、動かす人も少なくない)。つまり「値幅で儲けるのではなくて、ロットを大きくして儲ける」タイプ。この辺は長期投資しかやらない人にはわからない世界かもしれない。

ところが「介入はいつどの時点で入るかはわからない」わけで、介入を感知するシステムを持っていないと駄目なのね。それがないと「24時間張り付いて監視しないとならない」のね。でも例えば「1分以内にXXX以上動いたらアラートを出す」とか、注意すべき値になったらアラートをだすとか、やり方はいろいろ。またいくつかのインジケータをPCに監視させて、ある動きを感知したらビープ音を鳴らす、サイレンを鳴らす(笑)、スマホにメールを送るなんてことも可能。

通常の動きの中でも「イベント狙い」のトレーダーも多いわけですよ。要人の発言とか、重要な指標の発表で値が動きますから、そういう瞬間を狙うトレーダーは少なくない。彼らはかなり複雑なシステムを構築しているケースもあって、全て全自動で動かす人もいる。それは「人間の判断、反応速度が遅すぎる」からPCに任せる。これは「市販の自動売買システムを使う」という意味じゃなくて、ある特定の時間帯だけ、特定のアルゴリズムを動かすというやりかた。

私はと言うとそういうトレーダーとは真逆で「イベントがある時には【荒れる】ので静観する」タイプ。でもま、今回の介入に関しては別で、ボーナスを得るチャンスと見ました。

どちらにしても日本は方針を変えるつもりはないのがわかっていますし、金利も上げなければ金融引締もやらないとなれば、これほど楽な「円売り」のチャンスはそうそう無いはずなのね。でも安値を売り続けていると「介入が入った時に大きくやられる(レバレッジが高いと危ない。低いと妙味がない)」わけですから、私みたいなリスクの低いハイエナ戦法を取るトレーダーはごっそりいるはず。

また介入を察知した時に、介入に乗って「円を買う」ケースも多いんじゃないですかね。プロはそれをやって、弱小トレーダーを狩ろうとするはず。これはチャートを見てみると「そのチャンスはいくらでもある」のがわかる。

でも今回の介入は、「一気にドカン」と来たので、そういう「相乗り組をふるい落とす意志があった」のではないかと想像しています。相乗りが増えれば「円はもっと上がる」わけで、それによる「投げ」も増えてより一層大きく動くから日銀としては援軍が来たのと同じで良いのだろうとは思うけれど、「介入で利益を狙うのをとめたい」「コントロール下におきたい」という日銀の意志は間違いなくあるんじゃないですかね。また一気に動かすと、「介入があったら逃げよう」と考えているトレーダーに「逃げるチャンスを与えずに、瞬殺する」ことも可能。(前の介入では逃げるチャンスはいくらでもあったのがチャートを見ればわかるはず)

前の介入。(10月21日)

今回の介入。(10月24日)

どちらにしても、今の日本、日銀は「カモ状態」と言っても良いかもしれない。

それでもいつか、プロも含めたハイエナたちを一掃するためにも、もしも利上げをするとか、「方針を変える時」ときには、【突然、それを発表する】んじゃないですかね。そして介入もすれば、円を売っている勢力は一網打尽となる。でもそれは「今ではない」わけで、結構安心して「介入があれば、それをチャンスに出来る」と思っています。

でも私が思うに、大手のヘッジファンドが狙っているのは「為替で利益を出すことではない」のであって、「国債の値下がりで利益を出す」のがメインターゲットじゃないですかね。規模の大きさが半端じゃありませんから。で、「早く方針を変えろ」というプレッシャーを日銀に掛けるために「円安誘導をしている」のだろうと思っています。

円安をどうにかするには金融政策を変えるのが一番ですが、金利を上げるなんてことをしたら、日本の経済は一気に萎むんじゃないですかね。

海外ではインフレ抑制のために金利を上げる傾向にありますが、それを見て「日本もそうしろ」なんていうテレビのコメンテーターもいますが、あまりにも経済オンチなのが明白で、今、そういう人たちをピックアップして覚えておくのも良いかもしれませんね。そして今後は一切その人の話しを聞かないようにするとか。彼らはなんとなく「納得できるようなこと」を言いますが、それに乗せられたら大変なことになる。

「日本はインフレ状態」というのはある意味、正しいけれど、インフレの指標はいろいろあるわけで、「巷の物価が上がっている」ことだけに注目すると駄目なんですね。まずインフレを見るなら、「コアCPI(日本ではコアコアCPI)」を重視すべきで、食料品、エネルギー価格が上がっているというのは大きな枠組みで考える場合、それは常に変動するもので重視しすぎてはならないはず。

庶民の生活が~~~とそこに重点を置くのならわかりますが、「日本がどうあるべきか」を考えた場合、重視すべきポイントが違う。

またインフレの指標として、一般的ではないと思いますが「GDPデフレーター」なるものもあるのね。これで各国を比較するとすぐわかるのは、「日本はまだデフレ状態」だということ。もしかしたらこのGDPデフレーターで「金融政策を変えることはできない」のを説明するのが一番、わかりやすいのかもしれない。

では円安で苦しんでいる国民はどうするのか?というのは切り離して考えるべきで、だから「消費税減税せよ」とか「大型財政出動せよ」というのは正解だと思うわけです。

でも多くの国民が支持している岸田政権は、「一切減税は考えていない」し、「大型の財政出動もしない」し、それどころか「増税の準備をしている」のが見える。

そして円安によって外為特会は40兆円という含み益を得ているのに、それを使うことはしないと岸田のアホは明言した。

でも介入って「含み益を利確する行動」でもあるわけで、財務省はニタニタしているかもね。

「介入でどれほどの利益が出たのか」「それをどう使うつもりか」を国会で追求してほしいけれど、そんなことをする国会議員もいなさそう。それはそもそも「国民が知ろうとしないから」じゃないですかね。

日本人って自滅願望があるんじゃないかと思う今日このごろ。

 

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