STAP細胞が確認されて海外では動き出しているのになぜか沈黙する日本のメディア

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STAP細胞は小保方さんだけを悪者にして幕引きしたようですが、ドイツでSTAP細胞が確認されたというニュースが出たのに、日本ではほとんど抹殺されたのと同じ扱い。

またそのニュースの前にイギリスでも去年の暮れにネイチャー誌の姉妹版 「ネイチャー・サイエンティフィック・リポーツ」でSTAP細胞と同じ現象が確認されたの発表があったらしい。

そしてつい最近のニュースではアメリカのハーバード大学がSTAP細胞関連の特許を各国に出願しているとのこと。

ドイツでSTAP細胞が確認されたというニュース。小保方さんのやり方とは違うのだけれど、基本的な考え方は同じ。当然、小保方さんの理論が基礎になっているとのこと。

STAP現象の確認に成功、独有力大学が…責任逃れした理研と早稲田大学の責任、問われる | ビジネスジャーナル

私が気になったのは最近のニュースで、ハーバード大学が特許出願を出しまくっているという件。

STAP細胞の特許出願、米ハーバード大学が世界各国で…今後20年間、権利独占も | ビジネスジャーナル

このニュースの中で注目すべき点があります。

同大学が日本国内でも特許出願に関して実体審査請求をしていることを明らかにした。出願審査請求は4月22日に提出されている

ここに大事なことが書いてある。つまりこれは単なる「特許出願」じゃないんですね。いわゆる世の中には「特許出願中」ってのが結構ありますが、あれはトンデモナイ内容でも問題なくて「出願中」でしかないわけです。

ですからこのニュースの表題の通りに「STAP細胞の特許出願、米ハーバード大学が世界各国で・・」というのなら騒ぐほどのことじゃない。ところが良く読んでください。「審査請求」をしたとあります。つまり、特許出願の次の段階に入って、その特許内容を実際に審査して「特許を取ろうとしている」ってこと。

この違いがわかりますよね。

つまりハーバード大学は「STAP細胞を作ることに成功して、それを再現して、特許を取ろうとしている」ってこと。

これって理論だけで特許出願しましたというのとはわけが違う。STAP細胞を作ることもできないで「審査請求」なんてあり得ないわけですよ。もし再現できなかったら全世界の科学界でハーバード大学が大恥をかくことになるってこと。自信がなければ審査請求なんかできない。

さてさて、日本はどうこれに対応するんでしょうね。そりゃメンツ丸つぶれなのが理研で、マスコミが理研にコメントを求めても「ノーコメント」あるいは「静観しましょう」ぐらいしか言えないんじゃないですかね。

マスコミはマスコミで小保方さんを叩いて犯罪者扱いして、できることならこの件に関しては知らん顔したいんじゃないでしょうか。

我らが日本っていつからこんな国になっちゃったんですかね。まだマスコミはしょうがないと思う部分もあるんですよ。所詮、書きたいことを書きたいように書いて「大衆を煽るだけ」であって、科学的な検証なんか自らするわけでもないんですから。そしてそれに民衆も乗った。リンチと同じ。

この日本独特の「空気で動く」ってのは本当にどうにかしないと、世界のトップを走るなんてことは出来ないんじゃないですかね。そして当然、力のある科学者は自由な海外に飛び出てしまう。これは研究者、技術者も同じでしょう。学閥だのなんだの、そして理研みたいなのがまさに利権を持っていて、大きな補助金も動きますから当然政治家も関わっていて、官僚も何も言えないんでしょう。そしてそれにマスコミもぶら下がる。

私が一番情けないと思ったのは、早稲田大学のあの時の対応でした。小保方氏を悪者にして博士号の取り消しなんてことを決めた。そしてマスコミも民衆も「しょうがないだろう」とこのバカなリンチに加担した。

そもそも論文を精査して博士号の価値が有るかどうか決めるのは、誰の仕事なんです?

例えば学校の生徒が試験の時にいろいろな答えを書きますよね。正解もあれば間違いも白紙もあるし、全く関係ないことを書く生徒もいる。それをチェックして点数をつけるのが教師の役目で、それをちゃんとやらずに「正解の◯」を与えておいてですよ、あとでそれは間違いだとわかったとしてもその責任はチェックした教師にあるのは子供でもわかること。

それをですね、解答を間違えた生徒のせいにするなんてことがあり得ますかね。これって教師は「私は何もわからないバカです」と言っているのと同じ。

本来なら小保方さんの「博士号取り消し」の一件では、責任を取るのは早稲田大学の方であって、小保方氏には「かくかくしかじかで申し訳ない」と謝らなければならないはず。

でも採点する教師の責任ではなくて、答えを間違えた生徒の責任としたのがあの小保方事件でしょ。その決定に世間も納得しちゃったってなんなんですかね。

そして今になって、小保方氏の論文が基礎となって、いろいろやってみたらSTAP細胞が出来ちゃったなんて話が海外から伝わってきて、なおかつ天下のハーバード大学が各国で特許を取るように動き出し、日本でも「審査請求」を出したところまで来てしまったんですから、これは理研も早稲田も、そしてマスコミも黙っているわけにはいかないと思うんですよ。

でもね、とりあえず静観するしか無いってのも分かる部分があるんです。そのハーバード大学の特許出願、そして審査請求を「誰が中心になってやっているのか」ってのが私の調べた限りではわからないんです。もしそれがバカンティ教授だとしたら・・・・、ちょっとややこしい話かもしれない。

と言いますのは、小保方さんのあの騒ぎが起きたのは2014年でしたっけ。あの時に、なんかおかしいなぁ、と感じたんですよ。あの若い小保方氏がSTAP細胞の話の全てを「捏造」したわけがないだろうと。で、ちょっと調べてみたら出てきたのがハーバード大学のバカンティ教授なんですね。

こんな記事を見つけて、こりゃ裏があるぞ、と思ったんです。

「論文の共同執筆者で、アメリカのハーバード大学のチャールズ・バカンティ教授は、日本時間の30日午前に放送されたイギリス・BBCのインタビューで、「2001年に論文をまとめたときは、読んだ人たちに批判された。およそ10年間にわたり、この研究を続けてきたので、驚いたというよりもほっとしたという感じだ」とこれまでの苦労を振り返りました。

そのうえで、「私たちの手法を使えば、簡単かつ単純な方法で万能細胞を作製できる。研究成果が実用化されれば、治療を受ける人の経済的な負担を減らすことになるだろう」と今後の実用化に期待を示しました。

また、バカンティ教授は、所属する研究機関の発表の中で、「強いストレスにさらされたり損傷したりすることで、分化した細胞の運命が劇的に変わることが示せた。この成果は、ES細胞やiPS細胞とは異なる可能性を秘めている」とコメントし、次の段階は、ほかの哺乳類やヒトの細胞でも同じ現象が見られるか確かめることだと指摘しています。

そして、「今回の成果は日本とアメリカの研究機関の協力がなければ実現しなかった」と評価しています。」

つまりSTAP細胞の大親分はこのバカンティ教授なんですね。そして過去に論文を出したもののそれは潰された。でも彼は諦めきれなかったんでしょう。そして彼は一人の若い研究者に目をつけたんじゃないですかね。それが小保方氏。

ああ、この時のことを前に日記に書いたので、それを引用します。

よーくこれを読んでみてください。彼は10年前から研究を続けてきたと。論文を出したのは2001年。さて、小保方さんって何歳です?彼女は1983年生まれ。つまりこのバカンティ博士が論文を出した時には小保方さんはまだ18才。STAP細胞なんかまるで関係ない生活をしていたはず。そして早稲田大学理工学部応用化学科に入ったのが2002年。この時にはもうSTAP細胞の理論はバカンティ博士らによって公表されていたわけですね。そして2008年に彼女はバカンティ博士の研究室に2年間留学。たったの2年です。

この間にバカンティ博士たちはなんらかの計画を建てたのでしょう。そして彼女を共同研究者の中に迎え入れて日本に送り返した。そして2011年に理化学研究所に入った。そして同年、博士号を取得している。この博士号の審査にバカンティ博士及び他のSTAP細胞の研究者2名が関わっている。出来過ぎ。

筋道が見えてきませんか?若い彼女はこの研究の中心人物でも何でもないのがわかりますよね。でも肩書はユニットリーダーで、彼女が長らくコツコツとこの研究を進めてきたから今回の大発見があったように話されていますが、実はそうじゃなくてもっと長い歴史がある。でも彼女を中心に添えて世に出せば日本での話題性は抜群でもちろん研究費も取れる。そしてもしなんらかの不都合が起きた場合には、彼女を切れば話は終わる。トカゲの尻尾切り。

私から見るとこの話は、以前からSTAP細胞に命をかけてきたバカンティ博士らの陰謀に思えてきます。彼らはどうしても認めてもらえない自分たちの研究を、小保方さんを使ってまた世に問おうとした(そして研究費も手に入れたのでしょう)。でも結果はこのザマで問題は起きたけれど、ニュースでバカンティ博士がいう「この論文を取り下げる必要はない」というのも当然。彼らは共同研究者じゃなくて、彼らこそが長年STAP細胞に関わってきた主役ってことでしょう。小保方さんはうまい具合に利用されたとしか思えません。若くて一途な彼女を一流の学者、研究者に育て上げ、博士号も取れるようにお膳立てもし、そして計画通りにネイチャーに発表したという筋書きが見えてきます。でもバカンティ博士らに取っては2001年のリベンジでしか無い。今一度、上の彼のインタビュー記事を読んでみてください。全貌が見えてきませんか?

これを書いた日記はここ(クリック)。

このバカンティ教授がまだSTAP細胞に未練を持って、「できもしないのに」頑張って動き回っているのが、あの「ハーバード大学が世界中で特許出願」という形になっているのかもしれない。

STAP細胞の大親分はバカンティ氏だというのは理研も早稲田も当然知っているはずで、理研も早稲田も共謀者と言っても良いくらい。マスコミの中でそれに気がついた人もいるんでしょうが、余計なことは書けない。

それが現状なのかもしれない。

でもドイツで「小保方氏のやり方ではないけれどSTAP現象を確認した」というのは大ニュースで、またそれに先立ってイギリスでも同じような報告がすでになされていたとなれば・・・・。バカンティ氏はただの詐欺の親分ってわけでもないということになる。でもハーバード大学が出した特許でSTAP細胞を作れなければ、また振り出しに戻る。

でもバカンティ教授は腐ってもハーバード大学の教授なわけで、彼がいい加減な研究をして、世界中に特許を出願するなんてことはできないはず。当然ハーバードの中枢からOKが出たはずで、本当にSTAP細胞は存在するのかもしれない。

難しいところだと思いませんか?

これじゃマスコミも何も書けないか。でも沈黙を守るってのも私としては「やり方が汚い」と思うわけです。

これで特許の審査請求も通って、実際に特許が降りたら理研や早稲田はどうするつもりなんでしょう。もう言い訳は考えてあるかもですね。「小保方氏の方法ではSTAP細胞を再現できないことに間違いはない」とか?

ま、どちらにしても「小保方氏を悪者にして終わりにしようと思ったSTAP細胞」はまだまだ終わっていないという話。

誰がどうじゃってのは別にして、STAP細胞ってやっぱり「人類の夢」だと私は思うんですよ。それが世にでる時が来ればこんな嬉しいことはないのだけれど、マヌケな日本という事実は確定しちゃいますね。

こんな「既得権益」があちこちに蔓延っていて、それぞれの人が「保身」しか考えていなくて、これじゃ日本の将来はないと思いますわ。東日本大震災でもそれがはっきり見えたし、最近よく起きる不祥事も全く根本は同じだと思う私。

残念でしかたがありません。

ところで、今回の日記に書いたことは私の想像でしかないし、妄想かもしれないことはご承知おきください。

 
 
 

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