イポーの温泉「The Banjaran Hotsprings Retreat」その2 温泉&施設

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イポーの温泉「The Banjaran Hotsprings Retreat」ですが、私たちは温泉に入るのが一番の目的でしたが、温泉はかなり満足のいく温泉でした。

各ヴィラには内湯が着いていますが、大きなお風呂なのは良いのですが、温泉の出がチョロチョロなので

◯ なかなか溜まらない。7時間掛かる。

◯ 温度調節が出来ない(熱くできない)。

という欠点があります。温泉を出しっぱなしにしておいて確保できる温度は37-8度じゃないですかね。入っていて「寒い」と感じることはないのですが、決して熱くはない。

チェックインの3時にはお風呂は空っぽ状態で、チョロチョロと温泉のお湯が入れられていますが、いっぱいになるのに7時間掛かると言われました。また「お湯と水」も入れられるようになっているので、お湯だけ入れてみましたが、ヴィラに付いているタンクの容量が少ないのでしょう。放置しておくと水が出てくるようになります。ですのでこのお湯でお風呂を熱くしようと思っても無理。

次の日の朝の状態。ジャグジーになっていますので、スイッチを入れてお湯を撹拌しますと、温度は37-8度ってところでしょうか。

ただ昼間の気温は高いので、昼間にゆっくりこの内湯に入るのはありだろうと思いました。ゆっくり入っているとうっすら汗が出てきますから。ただ夜はかなり気温も下がりますし、ベッドルームのクーラーを効かせていた状態でこの内湯に入るとヌルさが気になりますし、風邪をひいてしまうかも。

施設の中には大きな温泉の湧く池がありまして、その横に4つぐらいの岩風呂が並んでいます。それぞれの温度は42-44度の表示が出ていまして、ここは全く問題のない清潔で良いお風呂だと思います。

大きな池の反対側から岩風呂を見る。

ここでゆっくり入っていると「温泉に来た~~」という感じになります。全く問題なし。

私が良いと思ったのは「それぞれの岩風呂に手すりが付いている」という点。これって年寄りには有り難いし、暑い日に入る温泉はすぐのぼせますので手すりが無いと怖いんですね。手すりがあるのは当たり前だと思うのですが、同じサンウェイの経営の「ロストワールド」の(たくさんある)岩風呂にはどこにも手すりが付いていないので、非常に怖い思いをします。ちょっとふらついたりしたら大怪我をしますから。

この岩風呂の横にはシャワーがありますが、水風呂はありません。ただすく近くに温水プールがありますので、そこで休むのも良いかも。

そしてちょうど池の反対側の山の下には「サウナ」があります。鍾乳洞で中はかなり広くサウナ好きには良いかもです。2箇所ある。

お風呂系は上記の

◯ 部屋の内風呂
◯ 池の横にある岩風呂
◯ 鍾乳洞のサウナ二箇所

のみですが、十分、温泉の気分を味わえると思います。

ああ、ドクターフィッシュの池もあります。私の汚い足の角質を食べても、死んで浮いてくる魚はいませんでした。でも次の日の朝にはどうなっているかわからず。(笑)

その他、この「The Banjaran Hotsprings Retreat」ですが、

◯ 瞑想ができる鍾乳洞(かなり広い)

があって、ここでじっくり瞑想をするなり静かに考え事をするには最適だと思いました。

また「ヨガのクラス」も開かれていますし、あちこちに広く開けているところがあり、そこにマットを敷いて自分一人でヨガをしたり昼寝をする人も見かけました。広い敷地内は遊歩道になっていまして、かなりジャングルの中の気分を味わえますし、「ジャングルトレイル」ができる奥へ入っていく道もありました。

画像の上にマウスを乗せて動かしてみてください。

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敷地内をプラプラ歩いていますと、あらゆる場所に「ゆっくりできる小屋」があるんです。単なる「ベンチ」ではなくてゆったり座れるスペースがあって、これは良いと思いました。

また大人数でパーティでもできそうな鍾乳洞の中のスペースがあったり。

「テラス」と呼ばれるスペースが鍾乳洞の中を入って行くとありまして、そこのテーブルでプライベートの食事を取ることもできます。専属のシェフとスタッフがついた「ちょっとお高めのコース」があります。

そのテラスからの眺め。(ホテルサイトの画像)

また池のほとりのテラスでもプライベートな食事をとれるようになっています。自分のヴィラでも可能。専属のシェフとスタッフが付きます。(私たちはそのコースを頼むことはありませんでしたが  笑)

私達が泊まった部屋はガーデンビラ(広い)ですがウォータービラもあります。最初はウォータービラのほうが良い(ちょっと安い)と思っていたのですが、池の水が綺麗ではないので悩んだ挙句ガーデンビラにしました。

ウォータービラ。

多分、どの部屋もこんな感じのはず。(画像の上にマウスを載せて動かしてみてください)

正面のドアの向こうがベッドルームで右側のプールの奥にあるデッキチェアの後ろのドアを開けるとそこに内湯があります。

[photonav url=’https://dabo4217.com/wp-content/uploads/2017/07/RX100m5-500303-e1501181220206.jpg’]  

レセプションがある辺りはこんな感じ。

そして私たちは行きませんでしたが、多くのコースがあるSPAがあったり、鍾乳洞の中にバー&ワインセラーがあったりで、この「The Banjaran Hotsprings Retreat」での滞在で退屈することはないと思います。ただ、「遊びが一杯あって退屈しない」という意味ではなくて、「ゆったりと時間の流れを感じ」「充電する」「休む」という意味です。

そもそもこのホテルの名前は「The Banjaran Hotsprings Retreat」で、Retreatとは一体何なのか。意味としては「退却」「避難」「隠居所」「隠れ家」そして「仕事や家庭生活等の日常生活から一旦切離し、自分と向き合う時間や新しい体験を新しい場所でする事で思考の転換を行い、よりハッピーに人生を再スタートする」ということなんですね。

私達が来た理由は「温泉三昧」と「お昼と夕食はイポーの街で食べ歩き」でしたが、ここへ来た初日にそれが間違いであることに気が付きました。ここは「このリゾートホテルを拠点としてその地域を見て歩く」というホテルじゃないってこと。この辺は日本的に考えるとちょっとズレがあるはずで、「このリゾート内で過ごすべき」なんだと思いました。

またここは結構料金も高く「1泊旅行」を考える日本人も多いと思いますが、やっぱり欧米的に少なくとも2-4泊はして「自分に充電する」「しっかり休養を取る」場所なんだろうと思いました。海外のリゾートに行きますと、日本人は朝早くからあっちだこっちだと動き回りますが、欧米人って一日プールサイドや浜辺でゆっくりする人が多いですよね。それと同じで、この「The Banjaran Hotsprings Retreat」は「観光目的」で行く場所じゃないと思いました。

また私達みたいに毎日が日曜日でボーッと過ごしている者から言うと、ちょっと場違いの様な気もしました。それこそKLCCのど真ん中で毎日馬車馬のように働いている人たちが「数日の休暇で充電する場所」じゃないかと。あるいは「新婚さん」「愛し合う二人」には最適だろうと思います。あるいは「(日頃メチャ忙しい人が)たった一人でひたすら寝る」なんてのも良いのかもしれない。朝7時から夜の10時まで部屋で食事ができますから(料金はリーズナブル)、滞在中、一歩も部屋を出ないなんてのもありでしょう。

「The Banjaran Hotsprings Retreat」

 
 
 

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