恐ろしいと思った「バイデンの大統領就任演説」

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皆さんは、バイデンの大統領就任演説を聞きました?

どう思ったのかは人それぞれですが、私は恐ろしいと思いました。

そりゃ全体を流して聞けば「素晴らしい」「感動した」となるのは当たり前で、そういう演説を書くのがスピーチライターの仕事。

北朝鮮のお坊ちゃまの演説を聞いたことがあります?習近平は?

それはそれは素晴らしい内容。北朝鮮のお坊ちゃまの「軍事パレードの時の演説」は「涙で言葉を詰まらせながら、国民に何度も謝った」。神様みたいな人が涙を流し謝るんですから、それはそれは盛り上がるなんてものじゃない。

でも演説は「目的を持って内容を作るもの」であると考えれば、そういう感覚的、情緒的なところは無視して、内容をきっちり吟味することが重要だと思うんです。

大統領選挙に大々的な不正があり、それを組織ぐるみで隠し、トランプ支持派を徹底的に無視し、排除したと思っている私(やアメリカの数千万人の人達)にとっては「冗談だろ」と思う言葉のオンパレード。(不正がないと思う人は、まず各州、連邦議会の公聴会を見たら良いと思う)(大手メディアの報道だけからは、何も、一切、わからない)

「民主主義が勝利した」なんて、社会主義者、全体主義者の集まりなのに良く言うよと思う。偽善のオンパレードで、途中で気分が悪くなって聞くのを止めたという人も多いと聞く。

で、私がバイデンの演説で気になった点は「必ず倒すべき対象がある」と言ったこと。

1 極端な政治思想

2 白人至上主義

3 国内のテロリズム

これも表面的に聞けば、「ふむふむなるほど、そのとおり」と思うけれど、これは誰が聞いてもトランプ、トランプ支持者の事を言っているのは明白。

さてさて、極端な政治思想とは「誰がそれを決めるのか」が問題。私にしてみれば、民主党こそが極端な政治思想を持つ極左が中にいる。副大統領のカマラハリスの主張も聞いてみたらすぐにわかる。でも演説は駄目。当たり障りのない良いことしか言わないから。

白人至上主義に反対するのは良いことだと思う。でもBLMやアンティファが暴力行為を繰り返しているのに、それを野放しにしてきたのは民主党の影響力が強い市だったり、州だったり。これは逆差別ではないかという考え方も大事じゃないんですかね。

3の国内のテロリズム。これはまさに1月6日の国会に乱入した暴徒のことを念頭に言っているのだろうと思うけれど(彼らはテロリストと呼ばれている)、あの6日の出来事は様々なことが言われていて、「本来どこの国の国会も入れないのに、入れたのはなぜか」という疑問さえ残る。でも彼らはテロリストであって、単なる暴徒ではないという認識がなされている。しかし各地で起きている、武装集団のBLMやアンティファの暴動はテロとは呼ばれない。

ま、どちらにしてもバイデンはこれらを「倒す」と言っている。

私はここに違和感を感じるわけです。

大統領就任のお目出度い時に、「背景に違う文化、思想をもっていようとも素晴らしいアメリカを共に作ろう」と呼びかけたのではなくて、「俺達と違う考え方、行動をしたら【弾圧する】」という「トランプ支持者、共和党」に対する【宣戦布告】の意思表示に私には聞こえるし、まさにそれをやってきたし、これからも徹底的にやるぞという脅しに聞こえる。

トランプは異常だと思っている人は、それも良いのじゃないかと思うかも知れないけれど、トランプ支持者は国民の約半分いるのを忘れては困る。大人気だったオバマの選挙時の獲得票より多かったのもお忘れなきよう。決して少数の人達が騒いでいるわけじゃない。(不正があったと思う人は、トランプ支持派で70数%、バイデン支持派で10数%と言われている)

でもバイデンはその国民の半分に対して、「脅し」をかけた。ここは注目するべき点だと思います。

「俺達の色でアメリカを染めるのだ」という宣言をしたのが今回の演説で、私はこれこそが民主主義の否定であると思う。でも彼らは民主主義が勝った。民主主義を守るといい、トランプこそが民主主義の敵であるという。それに拍手喝采。これは仲間内の褒め合いみたいなもんで、嫌悪感を持ちながらそれを聞いていた人たちが多いだろうことも考えるべきじゃないですかね。また、バイデンは「自由を制限するぞ」と宣言したわけで、彼も民主主義の守護者では決して無いのがわかる。

アメリカは病んでいると感じます。

でもまさにこれが今の世界の方向性で、前にも書きましたが、世界で絶賛されているSDG’sも私は社会主義、全体主義思想が中心になっていると思う。世界を一つの価値観でまとめようとする動き。今年の世界の重鎮が集まるダボス会議の議題も「グレートリセット」で考え方は同じ。

当然、個別の思想、文化、伝統、宗教を大事にしようとすれば、それは批判、弾圧対象となるのは、今回のトランプ支持派と同じ。

美辞麗句が好きで、それにうっとりし手を叩くような人は多いのはわかる。人権、平等、ジェンダーフリー、温暖化対策、脱原発などもそうで、それを大事にする世界が良いのに決まっているじゃないですか。でもそれぞれ個人も国もいろいろな考え方があるわけで、それを認めないというのは「一番大事な【自由】を制限しますよ」という意味。

同じ価値観を持つ人だけを集めてサファリパークに入れておけば、最高の世界ができるという幻想を社会主義者達は持っている。でもそのルールに反したら、そこには差別、弾圧が待っている。

一体誰がそのサファリパークを作り、ルールを決める絶対的権限を持つのか。ここも問題。

私はアメリカが中国のようなサファリパークになって欲しくないし、その手法が世界の標準になっても彼らが考える理想の社会とは程遠いと思う。

アメリカ国内の冷戦はこれから激化するのは間違いがないと思う。弾圧、排斥と誹謗中傷が蔓延するはず。いや、もう始まっている。トランプの支持者は解雇されたり、ある航空会社では乗せないことを検討し始めたり。

狂っているとしか言いようがない。

でも反トランプ側は言う。そういうアメリカにしたのはトランプだと。

これと日本の「安倍が~~~」というのと構造は全く同じ。悪いのは安倍だけ。

どうして自分は間違いなく正しいと主張できるのか、どうして反対派は排斥してもよいのか、私にはそれが理解できない。

一神教の信者で、他宗教は悪魔の宗教だと決めつけて弾圧するのと全く同じ。バイデンも就任演説でそれを表明した。

社会主義、全体主義って本当に怖いと思う。でも彼らの使う美辞麗句は天下一品。それで彼らの怖さはうまく隠されている。

北朝鮮の国名と同じ。朝鮮民主主義人民共和国。

 

いつの日か、大々的な陰謀と不正が白日の下にさらされ、このバイデンの演説が「アメリカの歴史の大きな汚点である」のが証明される日が来るのを私は心待ちにしようと思っています。

アメリカの冷戦はこれからが本番。アメリカのパトリオットは選挙に負けたぐらいで白旗は揚げない。ましてやその選挙は組織ぐるみの不正で負けたと信じているのだから。弾圧や排斥が強くなればなるほどやる気を出すはず。

彼らは間違えている?

だとしたら、不正の疑惑をきっちり調査するだけで良いんですよ。最高裁も逃げずにちゃんと審議をすれば良し。それさえもしないから益々、怒りが増す。今回の問題はたったそれだけのことなんですよ。不正もなくバイデンが勝ったのが証明されれば、それでも文句をいうほど馬鹿じゃない。それはトランプも同じのはず。

ある日本の政治家も言ってました。不正があったという信憑性のある情報と証言、証拠があって、それで自分が負けたらどうするかという質問に、「そりゃ徹底的に調べて戦いますよ」と。これが世界の常識だと思う。でもそういう政治家と支援者を徹底的に無視して、調査もしない、させない、証拠隠滅もする、司法も動かない、審議もしないで却下する、その内容を報道もせずに、発言さえも弾圧した。

これで黙っている方がおかしいと私は思う。もし私がバイデン支持派だとしても、今回のような動きはあってはらないと思う。

でもさぁ、思うんですよ。何が起きたかじゃなくて、なぜそんなことになったのか。この病巣の根っこのところを私達は掘り起こさないとならないと思う。

多分、そこに触るのはタブーなんだろうと思うし、触ればケネディー一家みたいな目に合わされるのかもね。

今回、不思議なことも起きた。ジョージア州の州知事の娘の婚約者が不可思議な交通事故で死亡。その直前に、州知事は「票の再計算をする」と表明していた。でも事故の後、彼は前言を翻し、共和党の議員なのにトランプの言うことには真っ向から反対するようになった。

トランプ支持派、不正の証言者には誹謗中傷、殺害予告などが多く出され、それに負けてトランプ側の弁護を降りた弁護士もいるし、政権移譲手続きを監督するトップが「脅された」と異例の形で証言しつつ、移譲手続きを許可。ま、こんな話は山のようにある。

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