マヌケなオヤジの糖質制限

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いつも偉そうなことばかり書いている私ですが、「糖質」と英語表記の「Sugar」は同じであるという「勘違い」から、非常に糖質の高いクッキー類を喜んでこの2週間ぐらい食べていました。

食事の後には血糖値を計りますが、小腹が空いた時に何か食べたり、「血糖値が上がらないのが確実なもの」を食べた時にはいちいち計らないわけです。

で、そのクッキーもSugarの含有量がゼロであったり微々たるものを選んで食べていますから、血糖値は上がっていないと信じ込んでいました。でもたまたま計ったらとんでもない数値で普通の食事をした時よりも高いという、恐ろしいことが起きていたのがわかりました。

これは英語表記でいうSugarの部分だけを見ていたからそう勘違いしたわけで、Carbohydrateは高くてもSugarが低ければ、その差は「食物繊維(Dietary Fibre)」だろうと思い込んでいました(日本の表記ではこれで間違いがない。でもSugarは糖質を意味していない)。ところが血糖値が恐ろしいほど上がり、おかしいじゃないかと思ってよくよく成分表を見てみると、食物繊維は別項目として書いてあるんですね。ではCarbohydrateからSugarを引いたものはなんだろうと調べてみると、なんとStarchであることがわかりました。これは澱粉で日本では多糖類として糖質に分類される。でもオーストラリアではStarchはStarchであってSugarではないので、それが含まれて表示されることはない。

でもStarchはStarchとして書いてあればすぐにわかるのですが、「なぜか」その表記がないものが多いんですね。

私はこれは「錯覚するであろう」ことを前提にした、業界ぐるみの「何か」があると考えています。なんせこの国は農業国で、麦系の産物は国の柱ですし(アメリカも同じ?)。

ま、そんなことが今頃わかって、その手の表示のあるクッキー、シリアル系は全て捨てましたが、それが一昨日の話。

で、今日、体重を測ってみたところ、正直なもんですね。

ダイエットの記録更新~~~!! \(^o^)/

この2週間ぐらいは食事で糖質制限をしながら「副食でしっかり糖質を摂っていた」というマヌケなオヤジです。

成分表の見方をちゃんと理解していなかった私が悪いのですが、もし「自分で血糖値を計る」ことをしなければ、その表記の「謎」に気が付かず、一生懸命に糖質タップリの「Sugarはゼロ」という食品を食べ続けていたと思います。

もしそうだとしても私の場合は「ダイエットがうまくいかない」という気楽な結果にしかなりませんが、もし糖尿病の方で「真剣に糖質制限」をしている人だったら大変なことになったろうと思います。

なんせ、「糖尿予備軍」を卒業し(たつもり 笑)、いつもの食事では血糖値を120mg/dl以下に抑えている私でさえ191mg/dlというとんでもない数値になったわけですから。糖尿病の方でしたら250mg/dlぐらいにはなってしまうはず。

Sugarとはまさに砂糖であり糖類。糖質ではないんですね。

これは今後も書き続けていこうと思いますが、少なくともオーストラリアでは(多分アメリカも同じ)、「糖質制限」をするのであれば「炭水化物(Carbohydrate)を制限」するという考え方でないと駄目だと思います。「Carbohydrate=Sugar+Dietary Fibreではない」のですから。こちらの表記は「Carbohydrate=Sugar+Starch」であって、食物繊維(Dietary Fibre)は別表記であるってこと。

またマレーシア在住で糖尿病(2型)の読者から、マレーシアも表記は同じようであるとのコメントを頂いています。

マレーシア在住の方も注意してくださいね~~~~。

---------(後記)-----------

「糖質制限」に関しては近年有名になってきた「ドクター江部」という先生がいますね。彼のブログにも「英語には【糖質】にあてはまる言葉がない」と書いてあります。

ドクター江部の糖尿病徒然日記  炭水化物、糖質、糖類の違いは?英語と日本語は?復習と追補

 
 
 

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