ビットコインの値動きを見ていて思うこと

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乱高下を繰り返しているビットコインですが、値動きと「出来高」を見ていると不思議だなぁと思うことがあるんです。

私に先入観があるのだろうと思いますが、ビットコインを買い支えて来たのは「素人集団」だと思っています。この手の人達は噂によって動くし、日中の売買タイミングを見ない人たち。ただ儲けたい、それだけを考えている人たち。

ところがですね、5分足でも出来高に注視して見ていると、チャートの節目節目で大きく出来高が増えているんですわ。

つまり、ビットコインの値を動かしている本尊はちゃんとチャートを見ながらやっているってこと。あるいは少なくとも日中の値動きをちゃんと監視しているということ。値動きにビッグプレイヤーが参加している株式、先物、商品のようなパターンが出るんですね。素人が思い立ったら「買う」「売る」ってことをしているんじゃないみたいに見えます。

そもそもビットコインってその40%を保有するのは1000人ぐらいだと言われていて、ま、これが株で言えば大株主みたいなもので、彼らが動けば相場も大きく動く。そして巷で言われていることは彼らは「連携」して動いているようだと。

出来高をちゃんと見てくださいね。

15分足。

5分足。

もし市場参加者が素人ばかりですと、こういう動きにはならないんじゃないですかね。素人衆が5分足を見続けていることはないと思うし、また素人は「買おうと思ったら買う」「売ろうと思ったら売る」だけで、一日の中で「どのポイントで売買スべきか」を考えていないんじゃないですか?

でも今の動きを見ていると、プロがタイミングを見ながら大きな額を動かしていると感じるんですわ。

「値の操作をしている」っていう意味じゃなくて、買うタイミング、売るタイミングをちゃんと見ていると感じるんですよ。

そしてプロたちはまだまだ強気でいるんじゃないかとも思うわけ。彼らは狼狽売りなんかしない。

値動きが弱含みの時に「ある程度の売りを仕掛ける」とそれが下げを助長するわけで、「少ない額で値を意図的に下げること」は可能なんですね。

その下げを見て素人衆が「やっぱり駄目か・・・」と投げてきたところで「安く拾い集めている」感じが、チャートの動き、出来高を見ていると見えるような気がするんです。

仕手株と同じだとして、まだまだ本尊はやる気じゃないかと・・。

ただし、もし本尊が大株主だとしても、資金量が莫大にあるわけじゃないですよね。株式市場に参加する「機関投資家」とは違うわけですから、買い増しする資金はないはず。

もしかしたら、去年12月からの大幅な下げも「彼らが仕掛けた可能性」すらあるんじゃないですかね。まさに仕手株と同じで、素人衆が我も我もと飛びついてきたところを見計らって「現金化をするチャンス」と見たかもしれない。だから大株主みたいのがいると言っても、彼らは「Buy and Hold」をしているわけじゃなくて、ある程度の部分を現金化してごっそり持っていると考えるのが妥当じゃないかと。

でも決して「売り逃げ」ではなくて、ビットコインを利用すればもっと儲かることに気がついているはずなんですね。

大きなキャッシュを手に入れて、その後の動きは「市場に任せる」なんてことはしないはずで、この一生に一度のチャンスを有効に使おうと考えるのが普通で、そうだとしたら何をするのか?

もし私だとしたら、値動きが弱含みの時にちょっと売り浴びせれば一般大衆は動揺して投げてくるわけで、その後、安いところを拾い集める。これを繰り返すだけで「持っているビットコイン数は変わらないけれど、キャッシュは増え続ける」わけで、そして死守する下限ってのも決めて、そこは簡単に割れないように仕組む。そうすると一般は「下がっているけれど底堅さがある」と判断する。これが出来たら完璧で、後はタイミングを見計らってまた皆で一斉に買い上げて、去年と同じ「暴騰」を演出することも出来るんじゃないですかね。

でもその底堅さも市場が大きく弱気になると割れてしまうわけですが、そもそも大株主は少数で彼らが投げない限り大きくは下がらないはずで、ましてや皆が横のつながりを持って連携して動いたら底値は死守できるんじゃないですかね。

もし私がその大株主の一員だとしたら考える事はそれ。

また彼らはそもそも大資産家だったわけでもないはずで、今は計算上はものすごい資産を持っているとしてもそれって「含み資産」だとすれば、ある意味「絵に描いた餅」でしかないわけで、それで大喜びするほど能天気じゃないと思うんですわ。また能天気だとしても、キャッシュを握ろうと考えるようになるのは自然の流れで、「自分たちにはそれが出来る」のがわかったら、なにもしないのは本当の馬鹿ということになる。

シコシコと「現金化と安いところは拾う」ことを繰り返し、いつか頃合いを見計らって、彼らが再び「大相場を作る日」が来るかもしれないと考えるのは決して夢物語ではないかもしれない。

ま、もしそれが事実だとしても、我々が今から買いに入るのは「仕手株に群がる雑魚」と同じになってしまうわけで、「安値を拾う」のが良いとは思えません。仮想通貨の広がりを良しと思っていない国家、業界もあるわけで、それを侮るわけにもいかない。

でも「上昇トレンド」が見えた時には躊躇なくそれに乗る、ってのはアリじゃないかと。でも初動でそれを見極めないと意味がなくて、皆が盛り上がったところで買えば「高値掴み」になるだけ。

この今のチャートを将来振り返って、「100万円台で買えた時があったんだね~~~」なんて懐かしむことがあるのかも。(笑)

そんなことも起きるかもしれない。

な~~~~~~~~~んて考えるのがギャンブラーの発想だってことなんですね。(笑)

私としてはCMEで短期売買、デイトレが問題なく出来る日を待つばかり。それが出来るようになれば、将来上がろうと下がろうと、小刻みに利益を重ねていったほうが間違いなく利益は伸びるし資金効率も格段に良い。当然、ロングもショートもやって往復ビンタで利益が出せますから、大きく上がる、大きく下がることがなくても、今みたいな動きで延々「ヨコヨコ」が続くだけでも充分。一般的には「ヨコヨコ」の動きは静観せざるをえないのだけれど、ビットコインみたいに振れ幅が大きい場合は話は別。そして休みたい時にはポジションをスクウェアにすればよくて、旅行に行きつつ値動きの心配をしなければならないなんてこともない。

もしいつになってもそれが出来るほど出来高も上がらない、従ってスプレッドも大きいままで手出しが出来ないとしたら、他にトレード対象はいくらでもあるんだからそれを相手にシコシコやるしかないんでしょう。(笑)

私としては基本的には仮想通貨なんてのが当たり前になったら世界の金融秩序は崩壊すると思っていて、でも「デジタル通貨」はあった方が良いと思うんですよ。ですから、世の中にFXが出来、CFDが出来、バイナリーオプションが出来、仮想カジノもあって、世の中って狂っているというか、何か儲けるネタがないかと皆が新たなものを作り出す。仮想通貨も似たようなもんだと私は思っていて、仮想通貨のメリットが~~~なんてのはただの理由付けであって、世界の秩序を壊すデメリットのほうが遥かに大きいと思っています。でも今、FXやCFDみたいなものも市民権を得て、その存在を疑問視する人なんかいない。そもそもFX、CFDが「仮想為替売買」「仮想株式、先物売買」じゃないですか。だから今の仮想通貨が出てくるのも流れとしては当然で、仮想通貨も市民権を得る時が来るんでしょうし、格差社会が広がれば広がるほど、一攫千金を狙う弱者が増え、こういうものが繁盛する。

恐ろしい時代だと思いますわ。なんでもありのメチャクチャな世界に思えます。

でもそれが現実ならその中で生きるしか無いわけで、石部金吉みたいに在るべき論を唱えても意味がないし、現実逃避をするべきではないし、チャンスがあればそれに乗るべきなんでしょう。仮想通貨がどうあるべきかは我々庶民が考えてもしょうがないことで、今、各国が仮想通貨をどう扱うかで悩んでいるわけで、私としては「なもの禁止してしまうべきだ」とは思っていても、このムーブメントを押しつぶすだけの勇気、力を持った国家って存在しないのかもしれない。新たな「投資対象」としての資産が世の中に出来たとシンプルに考えるだけで良いんじゃないかと思っています。そもそも価値が乱高下する通貨は通貨として全く意味が無いし、国家権力とは離れた通貨に魅力を感じるのはわかるけれど、通貨って国家の庇護が無ければ存在できないものだと私は考えます。

「民間公認ギャンブル解禁」の時代と言っても良いはずで、そもそも仮想通貨のメリットなんか真面目に論議しても、その将来性に投資するようなお目出度い人って少数派だろうし、買う人は「儲けたいだけ」なのが真実でしょう。

そういう「将来性があるから」なんて美辞麗句を並べつつ、実は目をギラギラさせた金亡者が集まる世界ってこれぞ「地獄」じゃないかと思ったり。

そもそも私は今はトレードを生業としているわけですが、これも最悪な、最低な生き方だと思っているんですよ。トレードとギャンブルとは違うなんて言いつつ、大きな括りで括れば似たようなもので、社会に必要な職業でもなんでもなくて、トレーダーなんていてもいなくても一向に構わない人種ですもんね。まともな人間がやることじゃないって本当に思っているんですよ。自分の実績とは形あるものは何もなく「通帳残高」だけで、世の中の現在、未来に対してなんの貢献もしていないし、お客様の笑顔を見ることも他人から「有難う」なんて言われることもない。本当に存在しなくても全く構わない存在なんですね。ましてや「通帳残高」も素晴らしく大きいわけでもなくて、マイナスにでもなろうものなら「人間のカス」ぐらいに思う仕事。

投資で生きています、なんて言っても例えば株式を持つ企業を育てよう、守ろうなんて気は全く無くて、単に値上がりと配当、あるいは株主優待が欲しいだけで、「私は【自分だけを大切にして】楽して儲けて生きる道を選びました」と言っているのと同じ。それも私が投資という言葉を使わない、ブログでは書いても実社会では何も言わない理由です。投資やトレードで生きているなんて、凄いことでもなんでもなくて本当は恥ずかしいことだと思うくらいです。

でも敢えて私はその地獄で生きようと思っているわけ。そこで充分なお金を手に入れて、お金を有効利用できる世界を自分の周りに作りたい。その為に私は地獄に堕ちてもかまわないという考え方。

生きるために「従軍慰安婦」になったのと同じようなもんですわ。(笑)

まだ投資やトレードをギャンブルのつもり、遊びのつもり、ボケ防止、暇つぶし、社会勉強のつもりでやるなら良いんですよ。でも上がった下がったとバクチみたいな世界に生活の基本を置くって、絶対に異常だという考え方って大事だと思う私。これって精神的なデメリット、ダメージって結構あるんですね(私だけか?)。だからちょっと小金があるしトレードに自信があるからといって早期退職なんてするもんじゃないとこのブログに書くのはそういうことなんです。儲けを出し続けることは難しいからやめたほうが良いって言うんじゃないんです。

そういう意味でビットコインも小遣いで買って、上がったの下がったのとワイワイするのは良いと思うのだけれど、真面目に真剣にチャートを見ながらいろいろ考える自分って狂っていると思うわけです。(笑)

儲かれば、違法じゃなければ儲かることは何でも良い、みたいなもんで、それって世も末ですよねぇ。挙げ句の果ては「税金も払いたくない」なんてね。(笑)

だから投資家やトレーダー、あるいはギャンブラーって「そのお金をどう使うつもり?」ってのが問われると思うのだけれど、そういう意味でビル・ゲイツやウォーレン・バフェットって凄いなぁ、と。

さて、自分はどう生きるのか・・。

私はその答えを見つけるためにマレーシアに来たと言っても過言じゃないのだけれど、どうなりますか・・・。

 
 
 

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