「春菊」入りの餃子は美味しかった~~~~

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餃子に春菊を入れると激ウマなのはゴールドコースト時代に気がついて、今まで何度か作ってきましたが、やっぱり美味しい~~~。

私が考える餃子ってのはやっぱり「キャベツ」か「白菜」が【入っていなくてはならない】というのがあって、ではキャベツなのか白菜なのか、そこが悩みどころであったりする。(笑)

だからキャベツも白菜も入れないなんてことはありえないことなんですが、春菊は美味しいし、キャベツか白菜を入れなければならないなんてコダワリが全く馬鹿げているようにも思えてきます。

今回はいつもと違うことを一つやりました。

我が家では「ネギ、ショウガ、ニンニク」は必ず入れるのですが、これらは普通、「生の状態」で入れますよね。

でも中華に限らず、多くの料理で「ショウガやニンニク」は油と炒めて、油に香りを移すという作業をするのが一般的。ではなぜ餃子にはそのまま入れるんでしょうか。その方が美味しいとするならば、多くの料理でショウガやニンニクを先に油で炒めるということはしないはず。

そして「ネギを炒めたもの」って激ウマじゃないですか。焼肉を食べる時、特に「タン塩」はこの「炒めたネギ」と一緒に食べると半端じゃなく美味しいし、そういうふうに出す焼肉店も結構多い。

ということで、ネギ、ショウガ、ニンニクを油で炒めることにしました。塩も入れます。

大量にあったネギは小さくなって体積としては4分の1ぐらいになってしまった感じ。

それを粗挽きの自作豚ミンチと混ぜて、最後にこれまた大量の「春菊」を混ぜる。キャベツも白菜も入れない。

私が思うに、豚ミンチと野菜の比率って非常に大事だってこと。前にどうしても狙う味が出ないときに気がついたことがあるんですよ。それは「豚ミンチが多すぎる」ってこと。

思い起こせば、私が作りたいと思う餃子って「昔の駅前中華料理屋の餃子」なんですが、コスト削減なのか豚ミンチなんて少ししか入っていなくて野菜がほとんど。

実はこれが「日本の餃子の美味しさ」だというのに、中国式中華料理の餃子を食べたときに気が付きました。本場では餃子は水餃子で焼くことは稀だそうですが、「野菜は少量で肉が多い」のが特徴。これって初めて香港で食べた時には「餃子と肉まんのあいのこみたいだ」と思ったくらい。当然、日本の餃子とはぜんぜん違う。

私は海外でこの手の中華餃子ばかりでうんざりすることが多く、やっぱり日本の餃子が美味しいと思うようになりましたが、なかなか思うような味にはなりませんでした。

でもある時、気がついた。肉が多すぎると。

ケチケチしたように肉の量を減らすと、段々と私が作りたい餃子に近くなったのが面白いです。

でも今回の春菊入りの餃子は、肉の比率を多くしました。その方が美味しいだろうと思ったから。

美味しかった~~~~。

やっぱり春菊の香りって飛びやすくて、餡を作ってすぐに包んで焼きましたが、春菊たっぷりなのに残念ながら春菊の香りは前面には出てきません。私としてはちょっと残念なんだけれど、この程度が良いのかもしれない。あまりに春菊の香りが強いと多くは食べられないかもしれないし。

でもこの餡を次の日まで残しておいて餃子を作ると、春菊の香りは全く無くなっているはず。

それとネギ、ショウガ、ニンニクを油で炒めた効果はどうだったのか?

ネギ、ショウガ、ニンニクの柔らかい香りの餃子になったように思います。このへんの違いを私の少ない語彙で表現するのは不可能ですが、美味しい美味しくないの前に「いつもと違う」のが気になりました。そして油で炒めたわけですが、「油の量が多い」のがわかります。

焼肉とそれを一緒に食べるのは、そもそも脂っこいものだから合うのかもしれませんね。餃子みたいに脂っこくないものにそれを混ぜると、油の多さが気になりました。

しかし、餃子って炭水化物、タンパク質、脂質が上手いバランスで入っていて、完全食で良いと思いますわ。昔は餃子といえば必ずご飯と食べていましたが、それって「ラーメンライス」みたいなもので炭水化物が勝ちすぎですね。だから我が家では餃子を食べる時には餃子しか食べません。それにスープを付ける程度。

餃子だけ食べるってのはそれはそれで良いと思うのですが、大量に作って焼くのが面倒でいつもイライラします。

それと、最近、市販の餃子の皮が美味しくないと文句を書きましたが、それは「古い皮を使うから」だということに今回、気が付きました。馬鹿だ~~~~~~~~。

買ってきたばかりの皮は問題ありませんでした。でもいつもより厚めの感じがする。違うものかな?

しかし餃子って本当に美味しいし、面白いと思います。

たまに味付けを濃い目にして、餃子の聖地である宇都宮風に「お酢」だけで食べたり、また最近、流行りだした「お酢+胡椒」で食べたり。

基本は醤油+ラー油ですが、タレを変えるとしたらそれなりの餃子の味にしないと合わないんですよね。

でもそれをいちいち考えながら作ると、それが苦痛にもなってきますので、あえて味付けはいい加減にする、なんてこともします。で、焼き上がって味見をしてからタレを決めるとか。

餃子って好きですわ。もしかしたら食べ物の中で一番好きかな?

でも「これで完璧」という餃子は未だに作れていない。

いやいや、実はワンタンの方が好きだったりする。ワンタンも結構難しくて、これまた昔の駅前中華料理屋の安っぽいワンタンが好きなんですよ。だから具なんかほんの少ししかいれない。でもワンタンってあの皮を食べる料理だと私は思っていて、下手に具が多いと全然美味しくないのね。しかし具が少なすぎると全くワンタンにはならない。

たかがワンタンですが、プロの作り方で、茹で上がる直前に冷水を掛けて締める、なんてのを見てびっくり。そうじゃないと、あの薄い皮に火が通り過ぎてブヨンブヨンになると。

ワンタンも是非、極めてみたいなぁ。

 
 
 

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