ロシアに侵略されても屈しなかった「小国」がある

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ヨーロッパ、ましてや東欧の歴史なんて何も知らないのと同じですが、かつてフィンランドがロシアに侵略されたという話だけは知っていました。

当時、フィンランドの人口ってロシアの50分の1の大きさしかなかった。そして軍隊は20万人。そこへロシアが50万人の軍隊を使って侵略したとのこと。

フィンランドには当時、戦車もなかったらしい。

これじゃすぐにフィンランドが負けると思うじゃないですか。ところがどっこい、フィンランドは徹底的に抵抗してロシアに勝つことはなかったけれど、負けなかったと。凄いですねぇ。

でもその後は、自ら緩衝国になることを選び、西側とは距離を置き、ロシアを刺激しないようにしたと。そして民主主義を守り抜いていると。

今回のウクライナと重なるところがありますね。

当然、ウクライナ人は「隣国での出来事」としてそれを知っているわけで、徹底抗戦をするのが当たり前なんでしょう。

フィンランドとロシアとの戦いは悲惨で、フィンランド軍隊の70%が死亡。フィンランドの人口の2%が亡くなったと。でもロシアも20万人ぐらいの兵隊が死亡したらしく、フィンランド兵一人がロシア兵8人を殺した計算になるらしい(どういう計算なのかはわからず)。

恐ろしいことが何度も何度もあの辺では繰り返されたんですね。でも愛国心も徹底的に交戦するやる気も凄い。日本人には想像もできませんね。

橋下徹氏は未だに「降伏するべきだ」と主張し続けていて、あちこちからブーイングの嵐。

彼がそう思うのは彼の勝手だけれど、なぜそれをウクライナ人に対して主張するのか。自分の国を守るのにどうするべきかはウクライナ人が決めることであって、平和ボケしている日本の一個人がああせいこうせい、それも何度もしつこく言うべきことじゃないと思うんですけどねぇ。

フィンランドはウクライナよりも小国で多大な犠牲を払っても国を守った。50倍もの大きさの国に攻められたら、橋本氏じゃなくても降参することを選ぶのが普通かもしれないけれど、彼らは戦った。だから今、民主国家のフィンランドはそこに存在する。

 

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