美味しかったもの-日本

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今回の日本一時帰国もそれなりに美味しいものを食べてきました。

やっぱり九州は美味しい~~。

で、まずはこれ。ハイ、JALの機内食です。エコノミーね。^^

なんてことのないカレー、サーモンサラダ、JAL定番の日本そばでしかないのですが、これが結構美味しかったです。JALのエコノミー機内食で美味しいと思ったなんて何十年ぶりのこと。快挙と言ってもいいくらい。

これはヨメさんのパスタ。これも美味しかった。

JALはかなり変わったと私としては思うのですが、それとも我々の舌がおかしくなったのかな?その可能性もかなりあるんだけれど・・・・

で、九州。初日は博多でしたが、ホテルの近くの日本料理屋へ行きました。これはホテルのお勧めの店で、ヤリイカの生きているのを置いているのが決め手でした。

ヤリイカの活き作りと私の大好物のタコ、そしてカンパチを頼んだのですが、イカの美味しさもさることながらタコも美味しかった。あんな歯ごたえがあって(当然堅くはない)味のあるタコは久しぶりでした。カンパチはオーストラリアでも良いのがあるのですが、やっぱり違う。美味しかった~~。

このイカ君の新鮮さ。素晴らしかったです。イカだけは新鮮さがものを言うってのを再確認しました。

良い面構えです。

で、イカの刺身も美味しいのだけれど、この後、ゲソとかエンペラを天ぷらにしてもらったのですが、それが抜群でした。私としてはこの天ぷらのほうが嬉しかった。出来ることなら、刺身無しで全て天ぷらの方が良いと思ったくらい。

そして九州と言えばこれ。馬刺し。

馬刺しって不思議ですよね。脂が溶ける温度が牛と違うからかもしれませんが、口の中でとろける感じがするのね。

そしてやっぱり酒。日本酒も焼酎も凄い種類があって選ぶのに困りました。ということで利き酒セットを頼み、その中から選んだ九州の酒。抜群に美味しかったのですが名前は忘れました。(笑)

この枡の中にグラスを置いて、こぼれるように注ぐ感じが懐かしかった~。

そしてヨメさんの要望で頼んだサザエ。これが美味しくてびっくり。東京で食べるサザエと随分違う感じがしました。味が濃くて殻に比べて身が大きくてしっかりしているんですね、九州のサザエって。私もそもそもサザエ好きですからこれで火がつきました。この後はどんな店に行ってもサザエを頼むことになります。

これは別府に移ってからの食事ですが、ここでもサザエの刺身とつぼ焼きを頼みました。で、このつぼ焼きがまた美味しいのなんの。関東みたいに細切れにしていなくて、つまり出汁も入っていないのだけれどサザエの素の美味しさを堪能できました。身が大きいのにびっくり。

そして絶対にはずせないのがこれ。楽しみにしていた関サバと関アジ。これらは生簀に入っていたのですが、どちらも大きいので半身づつのセットを頼みました。でもかなりの量。手前が関サバ、後ろが関アジ。

でも関サバ、関アジってうまく時流に乗ったという感じがしないでもありません。元は売れない魚だったのをブランド化して大成功したというものの、でも高すぎ。普通のアジやサバはこれより劣るのか?と言えば決してそんなことはないのだけれど、でも当たりハズレが大きいわけで、そういう意味ではこういうブランドを選ぶのは良いのかも。私たちは旅行者だからハズレは困るわけですが、もし住んでいたらこういうブランド物は買わないだろうと思いました。

次に大分の名物とのことですが、鶏の天ぷら。和ガラシとポン酢で食べる。

天ぷらというよりフリッターですかね。で、単に鶏の天ぷらと言いますが、肉はササミ、胸肉を使い、モモ肉は使わないようです。私は何が嫌いかって鶏の胸肉ほど苦手なものはないのですが、食べているうちにこれは良いかもと思うようになりました。まず全くパサつく感じがなくて結構美味しい。一人で全部食べちゃいました。

次は、旅館の料理。部屋食で内湯がある宿を探して決めたのですが、食事内容がちょっと変わっていて「喰い切り料理」とのこと(このプランだと安い)。喰い切りとは食いきってしまうことしか考えられないのですが、聞いたところ全くその通りで、いろいろ並んで食べきれないほどの豪華さはありませんでした。全てが小ぶりでしたが、小食のヨメさんは大喜び。大食漢の私としては、最後にお握りでも握っておいたもらうしかないなと思う量。でも内容、味としては文句なし。

見た目がかなり寂しい。刺身もこんな感じ。内容は関アジ、真鯛、ヤリイカ。美味しいことは美味しかったけれど・・・・

食べるスピードを見ながら仲居さんが料理を運んできてくれるのですが、飲兵衛の我々は仲居さんに気を使うことなく、チンタラチンタラと飲み続けておりました。ということでこの後の写真を撮るのも忘れました。でも正直なところ、絵になる料理じゃなかったなぁ。決して駄目ってことじゃなくて、一品一品ちゃんと手が入っている料理で美味しいのだけれど、いわゆる豪華な日本旅館の食事って感じじゃないのね。これって接待には使えないだろうけれど老夫婦には十分のはずで(もちろん豪華料理のプランもあるけどかなり高くなる)、旅館としての雰囲気は良いし、全部で10部屋ぐらい6部屋しかないし隠れ家的に使える面白い旅館だと思います。(かんな和 別邸)

かんな和 別邸のHP ←クリック

博多に戻ってからまたホテルの近所の店に行きました。くろい蔵という名の店。ここはたいした店で感激しました。店の作りも面白く、料理は抜群に美味しいし、また従業員が素晴らしい。ここまで気がついて、なおかつにっこり笑って客をあしらうこともなく、糞忙しいのにテーブルに着いて鍋を手伝ってくれたのにはびっくり。イケメンの王君という中国籍の青年がしっかりサービスしてくれましたが、「良い店で働くチャンスがあって良かったね」と声をかけたところ、「本当に勉強になります」とにっこり笑っていました。その後、忙しいのに個人的な話をしたり、まぁ、面白い店でした。(彼が日本の若者には夢もやる気もないと言っていたのが印象的でした)

で、支払いが安かった。これがまたびっくり。繁盛店ってこういうことなんでしょうねぇ。

この店で抜群に美味しいと思ったのが、店の自慢の品でもある「鶏のつくね」。あまりの美味しさに追加で頼んでしまいました。これって鶏も良くないと駄目だし、またナンコツも混ぜて歯ごたえをよくしているし、そして極めつけは卵の黄身のうまさでしょうか。タレも絶妙でした。

それと嬉しかったのがこれ。豚足です。私は豚足は大好物でよく食べるのですが、なかなか豚足って難しいんですよね。日本の焼肉屋で食べる茹でた豚足も好きですが、九州の豚足はまるで違うのね。まず中がとろけるまで柔らかく茹でてある。で、それの外側をパリパリに焼くのね。食べると、パリっ、ぐちゅって感じ。(笑)

絶品でした。

そして楽しみにしていたモツ鍋。それも塩味です。

モツなんていうと臭いのが当たり前で、ミソ仕立てで食べるのが普通だと思っていましたが、このモツ鍋は私が想像していたものとは全くの別物。モツ臭さが一切ありません。これなら関東でも流行るはずだと思いましたわ。ただオヤジとしては、あのモツ臭さってのもモツの良さの一部でもあるわけで、全くその痕跡も無いのはちょっと寂しいかと思ったり。いやいや、全く違う料理だと思うべきなんでしょうね。臭いモツ鍋が食べたいのならゴールドコーストの韓国料理屋でいつでも食べられますし。(笑)

最終日ですが、ホテルの外に出るのも疲れていて、ホテル内で食べました。ハイアットリージェンシーだし、ホテル内の和食はかなり高いだろうと思っていましたが、さにあらず。やっぱりそういう場所、そういう時代なんでしょうね。周りに良くて安い店がいくらでもあるのに、ここはホテルですからなんて商売をしていたら誰も来なくなるんでしょう。価格的には外の店より高い感じはありませんでした。でもサービスはいわゆるホテル流。着物を着た女性にきっちりサービスしてもらうのも久しぶり~。

まぁ、そこでもいろいろ食べましたが、美味しかったのがやっぱりサザエ。九州のサザエって間違いなく東京で食べるものとは別格ですわ。美味しい~~。

それと珍しいものを食べました。鯨のウネ。

まぁ、さほど美味しいものとは思いませんが懐かしい味でした。

そして、もうきっとこれから何年も、もしかしたら一生食べることがないかもしれないヤリイカの活き作り。

でもこれ活き作りじゃないですね。色が違う。上の方にある写真と比べてみてください。身の色が透き通っていない。でもま、美味しかったので良しとします。で、それよりもっと美味しいと思ったのがこの刺身の残りで作った天ぷら。

そもそもゲソが大好物のせいもあるのかもしれませんが、この新鮮なイカの天ぷらって半端なく美味しいと思いました。高級天ぷら屋でたかがイカと思っても良い値を取られるのはこういうことなんでしょうねぇ。

とまぁ、こんな感じで、日本、いや九州を堪能してきました。九州は最高~~~~~~~~!!

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