他人の脳みそを使う重要性

NO IMAGE
古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください

このブログに面白いコメントがつきました。

ある相場関連の業者さんから売り込み(?)です。このブログでその会社の商品、サービスを宣伝して売りませんか?というお誘い。利益は「~90%」もあるらしい。

この人は私にメールを出すつもりがコメントに書いてしまったのか、それともこのブログは相場関連の読者が多く、その中にこの会社の商品を扱ってみようという人が出てくるのを期待したのか。ま、前者であるのは99%間違いがないでしょうが、コメントを付けたのは彼が決めたこと。

この日記のコメントです。コメントに直接飛べます(クリック)。

だから何?この会社のサービスは良いの?利益が出そう?

それは皆さんが自分で考えることであって私からは何も言えない。ただし、世の中にはこういうサービスはたくさんありますが、全てが使えないのか?勝てるのか?というと、私はどちらとも言えないと思っています。

基本的には「これを使えば勝てる」というのがあるのなら、私だったらそれをどこの誰ともわからない人に「売る」ことはしません。自分で、あるいは閉鎖的なグループでそれを行えば、とんでもない額の利益になるはずで、商材なんか売る必要は全くありませんから。じゃぁ勝てないのか?というのも間違えていて、相場って孤独な世界ですから、「知名度」「事業としての成功」を欲しいと考える人が出てきても全く不思議じゃないんですね。あるいは「勝てない人を救いたい」という本当にそういう気持ちがある人も中にはいるでしょう。私みたいに。(冗談ですよ~ 笑)

これを考えれば、「使い物にならないだろう」と思うのが普通。

でもそういう考え方って、相場とはまるで関係ないですが【ジョホールバルの「危ない日本人達」第二弾】に書いたのと同じで、「儲かることは他人に教えるわけがない」「だから教えるのは詐欺かもしれない」と考える傾向が強いと思います。これは普通の反応。ところが中には「本当?儲かるのね?」って信じちゃう人もいる。ま、詐欺にやられるのはこういう人たちであって、様々な商材の売上貢献するのもこういう人たち。

じゃぁ、この手の商材は無視するしかないね、と考えるのも駄目だと思うんですよ。

全くどうにもならないものに嘘八百の話で飾り付け、凄そうなものにして売ろうとするとんでもないインチキ業者がいるのは間違いがありませんが、商材を売ろうとする場合、やっぱりそれなりの良さがあるのが普通なんですね。これはネットワークビジネスも同じで、私は過去に「マルチの虫」と呼ばれるくらいネットワークビジネス(マルチレベルシステム)に入れ込んだ青春時代がありましたが、普通に売っても売れるような商品じゃないとそのシステムに乗せてもやっぱり売れないのは当たり前なんですね。(ちなみに今の私はネットワークビジネスは大嫌いでどんな素晴らしい商品でもそれだとわかったら絶対に買いません)

だからもし時間があれば、こういう会社の商品、サービスを吟味してみることって非常に大切だと思うんです。あるいは情報交換が行われている「フォーラム」も同様。

殆どの場合、そういうところに「これなら儲かる」ってのは無いのが普通なんですね。そう簡単にはうまくいかない。だからそれで儲けようなんて考えちゃ駄目なんです。これは相場にかぎらず、ビジネスのノウハウでもなんでも同じで、「そのまま真似すれば大成功」なんて話とはまず出会えないと思ったほうが間違いがない。

ところがですね、中に光るものがあるケースもあるんですね。つまりその「アプローチ方法はユニークで意味がある」けれども「最終的なシステムとしては完成していないというケース」。特にフォーラムで「こんなのどうだ?」と書いているものはその傾向が多いですね。

ここで「これじゃだめだ」と結論を出すのではなくて、そこの良い所だけを取り入れれば良いんじゃないですか?自分が気がついていない「良い点」っていくらでもあるはず。

でも「何が良いのかわからない」「取り入れるべき自分の物がそもそもない」のじゃお話しにならないのは当たり前。全くの素人、初心者なら「まるごと真似をする」しかないと思いますが、人生それなりに生きていればどんな分野でも「自分の考え方、生き方、やり方」ってあるじゃないですか。それに「改良のヒントを貰う」と考えれば、世の中って宝の宝庫だと思うんです。

そうやって「他人の脳みそを使う」ことなく、全て自分で考え、トライアンドエラーを繰り返して前に進むって非常に効率が悪いと考えます。そもそもチャート分析で使うインジケータだってロウソク足という素晴らしい表示方法も同じで、「自分で考えだしたものが一つでもあるか?」と考えれば、普通の人は「真似の繰り返し」で進んできたと言って良いはずなんですね。

学校やセミナー、あるいはカリスマと呼ばれる人が教えてくれることをそのまま信じるのは子どもと同じで、我々は「学ぶべき内容か否か」という判断力はあるはずで、その学ぶべきものを教えてくるのが10歳の子供だろうと、詐欺師だろうと、人殺しだろうと関係ないと思うんですよ。私は北朝鮮から日本が学ぶべきものがたくさんあると思っているんですが(笑)、例えば「したたかさ」とか。学ぶべきことはどこにでもあるのはどんな分野でも同じだと思うんです。

たまたま今日はこの相場関連の業者さんからのコメントでこの日記を書きましたが、ヒマな人はちょっとこの業者さんのHPを見てみるのも面白いと思います。そこに学ぶべきものがあるのかないのか。あるわけ無いだろ?と最初から思ったら大事なヒントを逃すのかもしれません。「え?なになに?教えて?」と思う人が大半だろうと思いますが、教えません。(笑)

そもそもある考え方が貴方のツボにハマるのかどうかは私にはわかりませんし、私とはきっと違うでしょう。

めんどうくせぇなぁと思ったら、そこで止まるだけのこと。

前に書いたチャーリータカ関連も同じ、与沢翼関連も同じ。

世界中に転がる宝物を拾うかどうかは貴方次第。(笑)

でも「そのまま真似る」のは非常にリスクが高い、うまくいかないのは当たり前。

 
 
 

「にほんブログ村」のランキングに参加しております。是非、応援のクリックをお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へ