年末年始の為に「特殊な日本食材」を買ってみた

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我が家のクリスマスイブも平時と同じでな~~んてこともありませんでしたし、今の時点で、年末年始をどうするかも決めていません。

今までの習慣では元旦に「日本料理屋に行く」というのがこの10年以上、続いてきましたが、なぜか今回はその計画もなし。

というかマレーシアに旅行で来た頃、そして上陸してからの正月と、今まで何度かマレーシアの日本料理屋で「正月料理」を食べたのですが、どうも満足できる内容じゃなかったんです。別に良いものを食べたいわけじゃないんですが、いつもの外食の和食と同じレベルで、正月にしてはなんだかなぁ・・・という感じでした。

でも良いお店があるのも知っているんですが、なんせ会食は6-7人になりますから、お財布の問題もあるんですね。でも普段は食べないような値段の正月料理もイマイチだったわけです。

このままですとクリスマスイブと同じで「餃子でも食べるか?」みたいになりそうなので(笑)、日本食材だけちょっと買ってみました。いつもは買わない珍しいものです。

たとえばこんなの。

オーストラリアはシドニー沖で釣れた「金目鯛」を2匹。

とんでもなく美味しそうな「カニの爪」を3パック。

これらは「Piau Kee」という結構大手の「輸入卸業者」のオンライン販売。誰でも買える。(ここをクリック)

それと日本から送られてストックされているもの+マレーシアのもの。

◯ 煮タコ 
◯ 本マグロの赤身(安い冷凍) 
◯ 博多明太子 
◯ いくら醤油漬け 
◯ 〆鯖
◯ 三つ葉 (マレーシア産)
◯ 大葉 (マレーシア産)

そして日本から空輸された物。注文すると送ってくる。

◯ 本マグロの中トロ 
◯ 本マグロの赤身 
◯ 水ダコの足(生) 
◯ 北海道の生雲丹 
◯ ちょっと安い生雲丹 

ま、これだけあればどうにかなるかなと。

ところでこの日本から送られてきたものを買ったのは、多くの方がご存知のあの会社。私が買いに行った時に、他にも二組の日本人のお客さんが来ていました。皆さん、鰻とかお酒とか買ってらっしゃった。

社長がいましたので、「もっと多くの日本人に知ってもらいたいから【ブログに書いて良い?】」と聞いてみたんですよ。(前にも聞いたことがある)

でも答えは同じで「ブログには書かないでくれ」と。理由は聞かなくてもわかりますが、一応聞いたところ「メンツがある」と。まぁ、当たり前ですね。でも他社と違ってサイトも持っているし、この程度は書いちゃっても大丈夫でしょう。(笑)

でも私がある友人に「商品リスト」を渡したところ、その彼が大量にプリントして知り合いにばらまいたようだし、多くの日本人が知っているよと言ったら、それは全く問題がないとのこと。ニコニコしていました。(これが彼の本音)

ま、この辺はうまくやれば良いと思います。

でもねぇ、Piau Keeから買った「カニの爪」なんですが、届いたものは写真と全く違うんですよ。大きくて身がしっかり詰まったカニの爪なんて私の人生でもほとんど経験がないくらいで楽しみにしていたんですが(BSCのThe Ming Roomにはある)、なんと、小指の先っぽほどの大きさしか無いものがたくさん入っていました (T_T)。これってまさに普通の中華料理で良くあるタイプの蟹の爪で、これにそこそこの量の「すり身」を被して揚げるんですね。だから見た目は立派だけれど、カニの爪の身なんて探さないと見つからない、みたいなやつ。

メールで、「これって詐欺と同じだ。どう思う?どうする?」と文句を書きましたが、まだ返事は無し。

金目鯛も大丈夫ですかねぇ。

まだ食べていませんが、なんとなく意気消沈しています。楽しみにして年末年始に食べてがっくりだと悲しいので、とりあえず本日、1匹だけ煮てみようと思います。

本当に海外の魚って難しくて、オーストラリアの金目鯛(アルファンシノ)でも「産地、時期」によってまるで違うのを経験しましたし(値段もぜんぜん違う)、(ゴールドコーストの)日本食材店がニュージーランドから輸入した金目鯛を5,6匹買いだめしたことがあるんですが、これがまぁ、とんでもなくまずくて捨てたこともあったくらい。(我が家はよっぽどのことがない限り食べ物を捨てない)

それを思い出すと、今回のも・・・みたいな気がしています。

やっぱり金目鯛なら「日本から空輸されたもの」を買わないと駄目だろうと思うのですが、万が一、この金目鯛がそこそこ食べられるようなら大ヒットですから、試す価値はあると思います。

どうなりますか・・・・。

ああ、マレーシア産の「三つ葉」や「大葉」ですが、ゲンティンハイランドの近くの「日本人オーナーの農場」で作られているとのこと。他にはどんなものがあるんですかね。いつか探してみようと思います。

でもある日本料理屋で「大葉は日本産じゃないと駄目」と聞いたことがあります。やっぱり香りが少ないのね。これは前にも書きましたが、オーストラリアで大葉は周年栽培していましたので、こちらでもやろうと思ったんですよ。で、見た目はそこそこのが出来るのね。

見た目だけは立派な我が家の大葉。(これは水も養分も与えすぎ)(太陽光はほとんど当てずに人工光で育てた)

でも美味しくないんですわ。これに比べればゲンティンハイランドで作られているのは間違いなく美味しい。スーパーで売っている大葉も同じ。でもプロに言わすと駄目ですとさ。だから日本から空輸されたものを使うと。

ま、それもわかります。かつて家庭菜園をやっているときに大葉に関してはかなり詳しく調べたのですが、日本国内では「美味しくて有名な大葉の種は【農協の金庫に保存】する」なんてところもあると聞きました。また市場でも「誰々さんが作った大葉」と名指しで買う業者もいるとのこと。育てるノウハウとか、良い種を競争相手に出すなんてことはありえないんだそう。

私としては自分で育てたのは全くアウトだから育てるのも諦めましたが、売られているマレーシア産の大葉は全く問題がないと思っています。

三つ葉も我が家では必需品と言っても良いくらいで、マレーシアに上陸後、すぐに栽培を始めたのですが、これまたうまくいかないんですよ。

ここまでは育つのですが、なぜかここで止まる。本来はこれがどんどん大きく育って、次々に脇から新芽が出てきて結構な量になるのね。でもそうはならないので、もしかしたら「ここまで育てばOK」と考えて収穫しちゃうのもアリかも。でもここまで育つのに結構日数が掛かるから、そんな栽培はやっていられない。本来は、必要な量だけ切っても、次から次へと出てくるからこんな小さなプランターでも十分なのね。

カイワレ大根なんて作るのは馬鹿みたいに簡単ですが、これもマレーシアでは美味しいのが作れない。高さも全く揃わないのが不思議。温度が高すぎて「徒長」しちゃうのね。これってなんでもそうなんだけれど、ひょろひょろ長く伸びるばかりで「茂る」ようにはならない。スーパーで売っている野菜でもそういう野菜って結構ありますよね。

カイワレ大根もこんなヒョロヒョロになります。太さがないのね

試しに芽が出たらすぐに陽に当てて、普通の大根みたいに育ててみたんですよ。そうしたら陽に当ててるのにカイワレみたいに上に上に伸びるばかり。こんな育ち方は初めての経験でした。

ただし、カイワレ大根らしく育てないで、「モヤシ」みたいにするのはきっとアリなんでしょう。

こんな感じで育てる。水に一晩浸けた種を洗濯ネットみたいなのに入れて(毎日2回ぐらい水に浸けて)4日目にはこうなる(3日間は暗いとこで育てる)。でも大豆(緑豆)モヤシと同じで、いやそれ以上に硬い「根っこ」をどうにかしないとこのままでは美味しくない。多分、タオルの上で育てて、収穫時は「剥ぎ取る」ようにすれば根っこは切れるはず。

絶対に家で育てたいと思っていた「イタリアンパセリ」も「コリアンダー」も駄目。暑すぎるのね。

欲しい野菜で簡単に育つのは「バジル」ぐらいか。でも使う量はかなり少ないので、これも止めました。

本当は「芽ネギ」も絶対に欲しいんですが、まったく、全然、どうしようもないぐらい、悲しくなるほど駄目。どうにもならず。種だけはごっそりあるのに・・・。

でもゲンティンハイランドみたいな涼しい場所ならうまく育つんでしょうね。

ゴールドコーストだって全く問題がなかったんですから。

 
 
 

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