言って良かった

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って食べ物の話しなんですが、私はよっぽど酷い店じゃない限り、自分が思ったことは大体伝えることにしています。美味しかったら美味しかったと言いますし、今日はちょっと・・と言っても大丈夫な人間関係が出来ている店ならそれを言います。どうでもいい店は何も言わずに二度と行かないだけ。

で、JFXという焼き肉屋。前にも書きましたがこの店は新居のコンドミニアムの一階にある日本風韓国焼肉屋です。若者向けには低価格の食べ放題やラーメン、ドンブリ物がありますが、こだわり派には最高に美味しい和牛があります。

で、この和牛ですが、単にメニューで頼むのではなくて、店長に今日のお奨めは?と聞いて教えてもらった物は絶対にハズレがなく、他店では絶対に食べられないヒジョーーーーーに美味しい肉が出てきます。逆にこの店は美味しいと安心して普通にメニューから好き勝手に注文するとハズレの時もあるので注意。

この前の日記にも書きましたが、ここの欠点としてご飯が半端じゃなくまずいんです。米も悪いし、炊き方、炊飯器も悪いんじゃないかと思うくらい。一口口に入れただけでがっかりするまずさ。

で、ある時、帰り際に、今日の肉もサイコーーーーーーーーに美味しかったと目一杯持ち上げてお礼を言いつつ、

「これでご飯が美味しければ鬼に金棒なのに残念だよねぇ」

とちょっと強めに店長に伝えたのです。

そして数日前に行ったときですが、ご飯が代わっているのに気がつきました。最高のお米ではないですが、今までよりはるかに美味しいし、まず文句は絶対に出ないであろうレベル。

食べながら店長と目が合ったときに、私はご飯を指さしてから親指を立ててグッドのサインを送りました。そうしたら店長がすっ飛んできて、

「代えたのわかりますか?」だと。(笑)

わからないわけないじゃーーーーん。

ひじょーーーーーーーーーに美味しくなったと伝えたら店長の顔もデレっとして嬉しそうだった。でも、ご飯を代えたのは3日前だけれど、ご飯を代えたねと言われたのは今が初めてだと言うんです。

商売の難しさを感じました。

客って文句を言う人もいるけれど言わずにもう二度と来ない人もいるし、美味しいと思っても何も言わない人もいる。これじゃ店としては客が何を感じていたのかもわからないんですね。で、頑張って美味しくしてるのに何の反応もなければやる気もなくなるし、材料だって落とすのが当たり前だと思うんです。

今回のご飯だってこれに代えただけで多分従業員一人分ぐらいの給料と同額かそれ以上の仕入れコストアップになるのは間違いがないはずで、文句がないなら元に戻したいと思うのが普通。美味しくするには半端じゃないコストが掛かるんですから。

私も商人の家に育ちましたし、家の店を手伝っていたこともありました。裏で調理をするんですが、客が残してきた物は食べかけでも躊躇無く味見をしました。もしかしたら何か変なことになっていたかもしれませんから。

また、表の仲居にも客が箸を付けない、あるいは残したら必ず理由を聞くように決めました。もしこちらに落ち度があった場合は丁重に謝り、速攻で代替品を出し、なおかつお代も頂きませんでした。そうすると文句を言う立場の客が嬉しそうな顔になるんですね。そしてそんなことで信頼関係が出来上がる。

客の行動、言葉は本当に大事で、たとえ文句でも言ってくれる客は本当に有難いと思いました。言ってくれないとわからないことって意外にあるんですね。だから私は結構店に言うタイプです。でも関西人みたいにはっきり言うことはしません。(笑)

ヨメさんは美味しいという言葉は言いますが、問題があっても何も言わないタイプ。だから私がちょっと言うと、いつもやめろと私を突っつくんです。でもイヤミをいうわけじゃなくてその店が好きだから言うわけで、うるせーだまってろとヨメさんをにらみ付けてから言うべき事は言うようにしています。

今回のJFXみたいにすぐに対応してくれて、味も良くなって、代わったねという客はいないにしても味なんかどうでもいいという客がいるわけもなく、みんな気がついているはず。そして美味しくなったという口コミは間違いなく広がるはず。これからももっともっと良い店になって欲しいなぁ。

できることなら、和牛、安くして欲しい・・・ 

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