一目均衡表とDoda Donchian(相場)

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数日前の日記に、Doda Donchianに興味をもたれた方が、それを日本の個別株チャートでも使いたい、どうすれば良いのかと言う質問があったと書きました。

嬉しいメール ← ここ

私はとりあえず、NinjaTraderというチャートソフトとeSignalというデータベンダー(データの販売会社)の組み合わせが良いのじゃないかと書きましたが、本日、他の方からメールを頂戴しまして

Doda Donchianは一目均衡表の基準線で代用できる

と私が前に書いていた(この日記←クリック)と指摘を頂戴しました。それをしっかり忘れていましたが、その方はなんとパラメータを24(一目のデフォルトは26)にすれば全くDDと重なるという情報までくれました。これは大発見!!どうも有り難うございます。本当に貴重な情報です。

とりあえず、前に出した比較チャートを出しますが、デフォルトでこれだけDoda Donchianと一目均衡表の基準線は似ています。

この一目の基準線のパラメータを24にして重ねてみました。基準線の色はブルー。Doda Donchianの色は金色です。見事に重なっています。

チャートは大きな動きが見やすい4時間足。日経平均CFDです。

これによって、Doda Donchianに興味のある方は、まずどんなチャートソフトにでも付いてくる一目均衡表の基準線を使えばよいと言うことですね。また以前DDを紹介した時にTrendMagicなるものも一緒に紹介しましたが、これも一目の転換線に非常に似ているので代用が可能だと思います。

私は今個別株を見られるチャートを持っていませんが、見てみたいなぁ。

しかし今回わかったことは、欧米で使われている指標が、実は元は日本のものであったとか、すでに存在しているものにちょっと手を加えて違う名前の新しい指標として出されていることが非常に多いということ。ソースコードを見ればわかるわけだけれど、ソースコードを見れないようにしてあるのも多いから注意が必要ですね。

実は私が好きで使っている一目改もこれは欧米ではTaichiという名で紹介されていました。でもこれの元は一目均衡表。

それとですね。前に紹介したことのあるBull’s eye forecasterというインジケータですが、有料のこれを良さそうだと思って購入したんですよ。ところが使いながらよくよく見たらなんのことはない普通の、普通のですよMACDの表示方法を変えてチャート画面に重ねているだけなのに気がつきました(ソースコードは見れないのでそのレベルでの確認はしていない)。そしてこれの元はまた違う名前で以前私が購読していたアメリカのStock&Commodityというチャート分析の専門月刊誌に読者(Johnny Dough)が投稿したもの(Reversing MACDという名)をMT4用に書き換えたものだと言うのもわかった。それを自分が開発したとして違う名をつけて売っている。

酷いですよね。こういう他人のふんどしで金儲けを考える連中がいくらでもいるということ。で、販売代理店にこれってMACDじゃないですかと言ったら「その通り」という返事。でも売る前にはそれを言わないのね。

Ninjatraderはこの辺はかなりの注意が必要で、多くの会社が有料インジケータを売っていますが、この手のインチキとしか言い様が無いものを扱っている会社も少なくないんです。でもま、暇と時間がある人は探せば見つかるようなものでも、お金を出せばすぐに手に入るのも間違いが無いわけで、それはそれで大いに結構というしかないと思います。

本日のDoda Donchianは一目の基準線のパラメータを24にしたものと同じであると言う情報は、私としては非常に嬉しいのと、また私が以前書いていたことをしっかり覚えていてそれをわざわざ教えてくれる読者がいたことに感激しました。

たった一人の方にでも何かの足し、ヒントになることを私が発信できているとしたら、ほんとうにそれだけで私は嬉しいです。ましてやこんなことを誰も気にしていないだろうなと思うような内容はなおさらです。

ちなみに上に書いたBull’s eye forecasterですがこんな感じ。黄色のラインがそれです。これって普通のMACDの表示方法を変えただけですが、こうやって見ると、MACDも使えるなと思うことがあります。ラインとローソク足の交差をサインと見ます。MACD好きな人には使いやすいかも。

下のほうの段の緑と赤の玉が連続しているインジケータもBB MACDと言われるMACDの派生インジケータですが、ま、こちらの方が得られる情報量が多いので良いと思ってます。転換場所も早いのがわかりますよね?でもMACD系は値動きとパラメータが合わないと全く使い物にならないから(負けトレードが続くことも良くある)なかなか難しいですね。私には主戦力にはなり得ません。でも捨てられない。ダイバージェンスの確認にも良いし。

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