ノンフラヤーで「トンカツ」を作ってみた

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ノンフライヤーなんて興味がない人が多いと思うのですが、なぜかアクセスが多いんですよ。不思議だ・・・・

ということで気がついたことがあれば書いていこうと思うのですが

◯ 冷凍食品を揚げる(?)には最適。

結構うまく揚がりますし、油を使わないってのが良いですね。美味しいし、「やっぱり油で揚げるほうが美味しい」なんてことは全く思いません。でも冷凍食品にはすでに油が入っている感じがします。フレンチフライは油がまぶしてある(?)のは間違いがなくて、触るとヌルっとしますから(一度揚げてある?)。だから冷凍物じゃなくて自分でジャガイモから作ると随分違う感じになるのかも。

◯ 一度に調理できる量が少ない。

問題はこれですねぇ。独り者にはばっちりで、上の画像は「一度で調理できる量」ですが、トンカツは二枚一度に揚げられませんし、3-4人家族だとどうにもならず。

今回は冷凍モノではなくて、普通に油で揚げるようにした食材だとどうなるかのテストをしました。トンカツです。

用意した豚肉はショルダーロース。どこにでも売っているあれです。

これをジャカードでブスブス穴を開けて柔らかくします。

ジャカードミートテンダライザー。

ちょっと平べったくなります。

これに塩コショウをして、普通に油で揚げるように準備。

このトンカツは大きさで言えば「小」でしょう。子供でも小さいかもしれないぐらいの大きさ。それでこれですから、大きなトンカツだと一枚しか調理できないのは当然として、容器いっぱいになると空気の循環がうまくいくのか気になります。

油は一切使っておらず、油のスプレーもしていません。

ノンフライヤー(エアーフライヤー)は予熱はせずに200度に設定して12分。

表と裏と焼ける程度がやっぱり違うので、7分ぐらい経ったところでトンカツを裏返します。

出来上がり。

ノンフライヤーですと焼き目の付き方ってこんな感じですね。油で揚げたのとはやっぱり違う。また衣のパン粉が「乾いた感じ」がします。ですから違和感がないかと言えば「ある」のですが、大きく違う感じはないと思います。次回は焼く前に「オイルのスプレー」で一吹きしてみようと思います。海外のレシピを見るとオイルをスプレーしたり、塗ったりするケースはかなりあって、「油を使わない」ことに拘る必要はないと思います。

このノンフライヤーで調理する時に悩むのは「調理時間」なんです。このトンカツはばっちりでしたが、もっと大きく厚い場合にはどうするべきか。この辺は慣れと勘でやるしかないのでしょうが、低温調理オタクとしては「ベストの火の入り方」に拘りたいわけで結構気になります。

いい感じでしょ?でもこれは偶然。(笑)

十分美味しかったです。油っこさは全く無くて、豚肉の脂の美味しさは際立つ感じがします。これ、良いと思うなぁ。ただ上にも書いたように、パン粉の揚がり方が違うのがちょっと気になります。でもこれは「慣れ」の問題でしょう。

ノンフライヤー(エアーフライヤー)の底を見ますと、大さじ一杯分ぐらいの脂が落ちていました。

これの掃除は簡単で、容器は取っ手が付いた鍋みたいなもんで、それに網がかませてあるだけですから、容器ごと外して洗うのはあっという間。

結局、このノンフライヤー(エアーフライヤー)の良さは、簡便さにあると思います。調理も簡単、洗うのも簡単で、「油で揚げる」ことに比べたら全く面倒さがありません。

ただ一度に調理できる量が少ないというのは、「致命的」でもあるとも言えるわけで、何度も今まで書いてきたように「熱風が回るタイプのオーブン(コンベクションオーブン)」なら同じことが出来ますから、このノンフライヤーは必要ないかもしれない。

ただし、ちょっとしたおやつとか、夜食とか、小腹が空いた時にはこれの簡便さって素晴らしいわけで、「自分の家にはすでにコンベクションオーブンがあるからこれはいらない」とは思いません。

このエアーフライヤーは世界中で馬鹿売れしていまして、それこそ毎日大型のオーブンを普通に使う欧米人でもこれを買うっていうことはやっぱり「簡便さ」が秀でているからだと思います。

オススメ。

私はフィリップスのエアーフライヤーを買いましたが、似たようなものが多くの会社から売られていて値段もいろいろ。Lazadaで見てみますと160リンギからありました。

Lazadaで売っているエアーフライヤーいろいろ

私がこれから買うとしたら、できるだけ大きな物で、ワット数が高いものを選ぶと思います。特にワット数は大事で、温度がきっちり上がらないようだと使いものにならないかも。

ところで、この調理器を日本では「ノンフライヤー」と呼びますが、世界的には「Air Fryer」と呼びます。マレーシアも同じく。

 
 
 

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